2008年06月28日

33年振りに復活!! SL常紋号撮影記

今日は早起きして北見界隈へ出かけて、【SL常紋号】の撮影をしてきました。

まずは『相内-留辺蘂』
適当にロケハンしながらたどり着いたのは、『北見農道空港』のそばから真横に見下ろすポイントです。
というか、線路際の各所(主に踏切)には既に、老若男女の撮影隊がいてまずは俯瞰で撮影しました。
(詳しい撮影ガイドは後日に…)

しかし、この日は異常な盛り上がりで、沿道には高校生風の女の子主婦のおばさん、家族連れなどそこかしこでカメラ構えてました

その後留辺蘂に移動して、以前から撮影してみたかったアウトカーブを見下ろす山へ。
先客が3名程いたものの、空いてるスペースから撮影しました。
流石にこういうマニアックな場所は『一般ピーポー』はいませんねw

【西留辺蘂-金華】
SL常紋号01

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
130mm(35mm換算:195mm)1/400 f11 +0.7EV ISO400 WB:晴天


急いでクルマに戻って遠軽へ…。
それにしても至る所に人の山
パトカーもいたる所に走り回ってて、路駐を警告してました。
後は暴走wしないように、SL通過後はセーフティカー先導w

遠軽駅で札幌から【はなたび知床エクスプレス】に乗ってやってきた、友人夫妻と合流。
(ちなみに知人は明日のSLに乗車予定)

コンビニで弁当買い込み、丸瀬布へ…。
人気ない適当な場所を見つけて、草をかきわけて撮影

【瀬戸瀬-丸瀬布】
SL常紋号02

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
200mm(35mm換算:300mm)1/500 f8 ISO400 WB:晴天


なにげにDE15の重連(しかもオリジナル塗装機)っていうのはかなりレアな感じです(^_^;)

ロケハンしながら、高速道路の脇の丘(というか法面)からサイドから折り返しの下り列車を俯瞰撮影。
結果はイマイチでした_| ̄|○

【下白滝-丸瀬布】
SL常紋号03

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
200mm(35mm換算:300mm)1/250 f8 -1.0EV ISO400 WB:晴天


その後瀬戸瀬のダム脇の橋梁(ここが一番人多かった)で撮影して、『生野-生田原』へ。
こちらの場所は【北海道貨物列車撮影ガイド】にも掲載されてる場所で、幸運なことに先客は一人(うちらの後5人くらい来ました)。
しかし、SLまでは1時間半の待ち時間。
三脚立ててセッティングした後は、3人でクルマで雑談して過ごしました。

下りの遠軽→北見はC11のバック運転の後ろにDE15が2両の計3重連
上手い具合に煙出してくれました。

【生野-生田原】
SL常紋号04

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
200mm(35mm換算:300mm)1/320 f7.1 ISO400 WB:晴天



帰りがてら、朝の農道空港ポイントで撮影して、北見市内へ。
やっぱり仲間と一緒の撮影はいいですね〜
時間経つのが早いです。

久しぶりに一日中運転して疲れたけど、めちゃくちゃ面白かったです。


posted by 鉄ネット・タカ at 23:19| Comment(3) | TrackBack(1) | ┣石北本線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月25日

【九州乗り鉄レポ】はやとの風に吹かれて…【Vol.3】

隼人駅

 隼人からは特急『はやとの風2号』に乗車です。
後続の普通列車で向かっても良かったのですが、それだと次の『しんぺい2号』との乗り換え時間があまりないので、特急で行って吉松で一息つこうと思ったのです。
隼人駅の窓口で自由席特急券(300円)を購入して、10:02発の『はやとの風』に乗車しました。

はやとの風
霧島温泉駅にて

しかし、特急とは名ばかり…というか、観光列車という位置づけなのか要所要所で長時間停車します。
まずは嘉例川に停車。
この駅は築造105年を迎えるそうです。
駅舎は木造で風格あるナイスなものでした。
また、元駅員だったお爺さんがボランティアで案内をしていて、アットホームな雰囲気満点です。

嘉例川
上段が嘉例川駅、下段が大隅横川駅です。

森を走り抜けながら、次に停車したのは霧島温泉。ここでも数分停車したので、駅前まで出てちょっと散策しました。
その後大隅横川駅へ。
こちらも100年を超える駅舎で、ホームの柱には太平洋戦争時に米軍から機銃掃射された弾痕があって歴史の重さを感じました。

平日だけに、乗客は指定席、自由席合わせても十数名といったとこで、ガラガラの車両で窓を全開にして心地よい風を受けて楽しみました。

はやとの風 車内
やはりJR九州の車内は(・∀・)イイ!!

栗野に止まって11:01定刻に吉松に到着。
つばめレディ(客室乗務員。JR北海道でいうところのツインクルレディ)さんの制服姿がイケてたので、思わず車両をバックに撮影させて頂きましたw
乗務員とはいえ一般の方なので、ここでは公開しませんが…(^_^;)


posted by 鉄ネット・タカ at 20:43| Comment(0) | TrackBack(1) |  ┣九州乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月23日

【濃霧】この季節の撮影(まりも等)【海霧】

 アクセスログと見てると、『特急まりも』関連で検索されて見てくださる方が多いようです。
 今年の8月一杯までの運転ですから、夏休み・お盆休みを利用して撮影に来ようと計画されてるのでしょう。
 さて、地元の方や何度も夏場に釧路界隈へ来てる方ならばおわかりでしょうが、春先〜秋にかけて海に近い場所では四六時中【霧(方言的にはガス)】がかかります。
 ほんの10分前までクリアだったのに、気付いたら『真っ白』なんてことが日常茶飯事なのです。
 それでも、10年以上前迄と比べたら格段に霧が出なくなったんですけどね(^_^;)→地球温暖化が原因??

【作例1】Sおおぞら5号 尺別-音別(15:09撮影)
Sおおぞら5号
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
1/320 f10 +1.0EV ISO400 WB:曇天
↑通過10分前までは割と見えてました。ここまで白いとAFが使い物になりません…。

 何が原因なのかイマイチ分からないので、天気予報を見ても参考になりません_| ̄|○

 時間帯も様々だし、風の流でも変わってくるし…。

 このブログで紹介している場所でいうと、根室本線の新釧路川橋梁〜尺別までの区間は、はっきりいって【読めません】
 白糠で晴れていても、ほんの5分走ると霧の中ということも珍しくありませんし…。

【作例2】DF200 2092レ 音別-尺別別(15:15撮影)
DF200 2092レ
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
1/250 f10 +1.0EV ISO400 WB:曇天

 『まりも』の撮影だと朝の光線状態も弱いので、ホント難しいと思います。
 それでも、視点を変えれば幻想的な写真が撮れるでしょうし、霧の晴れ間というか朝日に照らされた霧もなかなかキレイです。

 これから撮影に来られる方は、雨に濡れても大丈夫なような装備をしてくることをお薦めします。
 霧の中では短時間であれば問題ないですが、長時間いると髪はフロ上がり状態になったりします。
 また湿原などの陸地の水蒸気から発生する霧は問題ないですが、海で出来た霧が風に乗って内陸に入ってきたものは、当然のことならが『塩分』を含んでますので、カメラ機材などの管理に十分に気を付けてください。

 それと、レンタカーなどで撮影して回る場合ですが、霧がかかってる時は必ず『ヘッドライトを点灯』して走行しましょう。
 霧の中では100m先の対向車が見えなくなります。
 自分は大丈夫だと思っても、対向車が追い越しで車線に出てくる場合はよくあります。
 ヘッドライトをつけて少しでも『自車の存在を知らしめる』ようにしてください。
 同様に対向車でも無点灯のクルマが結構いるので、このような状況下では追い越しすることはしないほうが得策です。
posted by 鉄ネット・タカ at 11:40| Comment(7) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月21日

【九州乗り鉄レポ】最南端の駅へ【Vol.2】

 JAL最終便で鹿児島空港に降り立ちシャトルバスで鹿児島中央駅前へ。
 翌日は始発乗車なので、券売機でのきっぷは味気ないと思い、『みどりの窓口』「鹿児島中央→西大山」を購入してから駅前のホテルに22:30頃チェックインしました。

 シャワーしたりして一息入れた後、後にロビーにあったPCでブログ書いたりしてたら、時刻は0時過ぎ(^_^;)

 どちらにしてもテンション上がって寝付けなかったんだろうけど…。

 何とか目覚ましで4:20起床。

 あわただしく用意してチェックアウト、駅に向かいました。
 せっかく余裕もって駅に来たのに改札口閉鎖してて、結局開いたのは発車5分前orz
 ホームに降りて写真撮ったりしてたら、あっという間に発車の時刻になりました。
 黄色いキハ200の4両編成で1321Dは、ようやく空が白みはじめた鹿児島を発ちました。
キハ200
 初めて乗ったJR九州の車両。
 写真で見てた通りですが、普通列車でもシートとかがお洒落ですね。
 左手に海を見つつ指宿へ…。
 それにしてもまだ5時台なのに、高校生の通学客がうじゃうじゃでビックリしました(^_^;)

 指宿6:09着、次の枕崎行きは4分後の6:09分。
 時間がないとわかりつつも、事前に入手してた情報で改札口までダッシュして、『西大山の入場券』を購入してから5321D(キハ40)に乗り込みました。
 こちらも学生でびっしり…。
 次の山川で半分くらい下車したけど、それでも50%くらいの乗車率です。
 地元北海道のローカル線では考えられない光景です。

 17分で最初の目的地である、『JR最南端の駅』に到着。
 当然降りたのは僕一人ですw
西大山駅1
 空は少し靄ががかかってるものの、澄みきった空で開聞岳も雄大にその姿を見せてくれていました。

 駅の回り彷徨いたり(案外回りに建物あるんですね)、駅ノートに書いたり、近くの自販機で缶コーヒー買ってベンチでパンを食べて過ごしました。
 それにしても暑い(^_^;)
 気温にして20数℃なんだろうけど、北海道だとほぼ暖かい日の最高気温ですからw

 JRになって若干変わったものの、最北端:稚内、最東端:東根室(何故か駅の看板では根室になってました)、最西端:佐世保と、佐世保以外は全て到達しました。
 いつか佐世保にも行ってみたいですね。(第三セクター化されて松浦鉄道になった、国鉄時代の最西端、たびら平戸口駅も)

 次の折り返し鹿児島中央行きは40分後の7:06発。
 列車の到着時刻が迫ってくると、クルマで送迎された学生が4〜5名程やってきました。
 彼らと共に直通の1328Dに乗車しました。
西大山駅2
 乗り込むとこれまた学生でびっしりでした。
 指宿の先で椅子に座れたものの、地元民達は朝日がまぶしいのか、ほとんどがブラインド下ろしてて外が拝めず…。
 鹿児島中央に近づくとサラリーマンやOLさんも乗り込みながら、定刻の8:53に到着しました。

 次の列車は9:08発日豊本線2433Mです。
 JR九州はキハ40以外ほとんどオリジナル車両ばかりなのでいいですね。
 次に乗った車両は817系。こちらも内装はお洒落な感じです。
 流石に通勤時間帯が終わったのか、それなりの人数を乗せただけで鹿児島中央を後にしました。

竜ヶ水
 鹿児島の次の駅、竜ヶ水では特急きりしまと交換の為に5分程の停車。
きりしま
 駅舎を見て思い出したんですが、いつだったかCSの【全国秘境駅ファイル】で見た駅でした。
 数年前の大雨で土砂崩れが起きて列車が流されてしまった駅です。
 駅は錦江湾沿いにあって、対岸に桜島がそびえる風光明媚な場所でした。
竜ヶ水2

 列車は鹿児島中央を経って40分、9:48に隼人に到着しました。
 次はいよいよ肥薩線です。
 当初普通列車で行こうかと思ったのですが、吉松でゆっくり過ごしたかったので特急【はやとの風2号】に乗ることにして、自由席特急券を購入しました。お値段300円…安っ(^_^;)


posted by 鉄ネット・タカ at 11:23| Comment(0) | TrackBack(2) |  ┣九州乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月20日

【九州乗り鉄レポ】そうだ、九州へ行こう【Vol.1】

 ISO14001(環境マネジメントシステム)の内部監査員講習を受講することになり、東京(正しくは川崎)出張が決まりました。
 受講日は木曜日で、翌金曜日は単なる北海道への移動日なので、休みとって週末に掛けてどこか乗りテツしようかなぁと思ったんです。
 で、思いついたのが『寝台列車に乗ろう』ということでした。
 プラン1:サンライズ出雲に乗って餘部橋梁探訪
 プラン2:サンライズ瀬戸で四国乗りテツ
 プラン3:富士ぶさで九州乗りテツ


そうそう大金持ってるわけじゃないので、もてあましてるマイレージを上手く活用して…
と考えて、片道マイレージ特典、片道寝台列車というプランに決定

それならやっぱり廃止宣告された『富士ぶさ』だろ〜ということで、九州行きに決定!!
九州は5年以上前に飛行機で博多に行っただけなので、乗りテツとしては未開の地(空港から天神までの地下鉄しか乗ってない)。

予定としては、最終便で鹿児島まで飛んで熊本or大分からブルトレで帰京するプランか、ブルトレで九州入りして飛行機で戻るプラン

JTBで確認したところ、木曜の下り、金曜の上り両列車共にB寝台個室のソロは満席_| ̄|○
で、どうにでもなれ〜ということで、上り熊本発東京行きの『はやぶさ』のA寝台個室(シングルデラックス)をゲットしました。
やっぱり廃止宣告されてからは売れ行き好調なようです。
はやぶさ寝台券

マイレージ特典で東京→鹿児島のチケットも確保して準備万端です。

行程は鹿児島からJR最南端の駅『西大山』を探訪しつつ、肥薩線に乗って熊本へ。
そこからはやぶさで東京に向かうという、『一体南九州に何しに行くんだ!?』という乗りテツらしい行程w

肥薩線の『しんぺい2号』の指定席と共にとりあえず地元で、寝台券と指定券のみ購入しました。

講習が終わるのは17時過ぎ。
飛行機は18:55分発。
なかなかエキセントリックなスケジュールです。
会場が川崎だったので可能なプランですね。

ちなみに、乗車券はせっかくだからと『西大山→東京都区内』(指宿枕崎線・日豊線・肥薩線・鹿児島線・山陽線・東海道線経由)を、川崎駅のみどりの窓口で購入。
ルート書いたメモを窓口のお姉さんに渡したけど、こんなルート初めてだったのか発券大変そうでしたw
出来上がったきっぷの値段は17,000円弱(^_^;)
特急券他といれたらとんでもない金額にw
西大山→東京都区内片道切符

こうして、ある意味行き当たりばったりの九州探訪が始まるのです…


posted by 鉄ネット・タカ at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣九州乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする