前回のエントリ
『熊本-下関』からの続きです。
『はやぶさ』での機関車交代の時は10名くらいのテツだったものの、
『富士』が合流すると
その数は倍以上にw
なんか
NHK大分の撮影班+レポーターのお姉さんもいて、『富士』の乗客にインタビューとかしてました。
[EF81 410]に交換され、併結運転となり堂々の12両となった
『はやぶさ・富士』は19:15、門司を発車して関門海峡のトンネルへ進入しました。
関門トンネルは初めて(過去に乗り鉄した最西端は尾道)だったんですが、発車してすぐトンネルに進入するとは思ってなかったので、なんか
あっけなかったです(^_^;)
【寝台特急はやぶさ 門司-下関車内音】7.48MB 7分間で下関に到着
ここからは
[EF66 47]にスイッチして終着東京を目指します。
車掌さんもJR西日本に交代しました。
【寝台特急はやぶさ 下関発車アナウンス】2.44MB
19時半ともなるとようやく夕闇が迫ってきました。
各種イベント?も終わり、落ち着いたところで熊本で買った
駅弁でディナータイムです。
エアコン回してても結構蒸してたので、ランニングシャツにショートパンツという
おおよそ今の北海道では考えられない格好になってしまいました(^_^;)
外の景色もだいぶ見えなくなってしまいました。
今頃になって、今までちゃんと車窓を楽しんでないことに気づきましたが、
時既に遅し_| ̄|○ 食事し終わって部屋の明かりを消灯して、窓の外の暗闇に目を凝らしてみました。
夜空でかすかに照らされた
瀬戸内海を見ながらしばしの時間を過ごしました。

前時代的なA寝台個室も、一人きりで過ごすにはまぁ不自由なく、横になって雑誌読んだり、時刻表見たりと思い思いに楽しませてもらいました。
今日は夜明け前から起きて乗り続けてたので、広島を出た後夢の中へ…zzzz
気づくと窓の外はライトに照らされた車両群が。
かつての
向日町運転所、今の京都総合車両所付近を走行していました。
しばらくして、静まりかえった
京都駅0番ホームに運転停車。
そしてまた夢の中へ…。

名古屋に到着したのも知らず、目が覚めたのは
朝日に照らされた浜名湖付近でした。
今まで夜行列車ではたとえ寝台でもあんまり眠れない質だったのですが、ぐっすり眠れましたw
昨日の疲れも何処吹く風、朝からスッキリです。
室内の洗面台はあまりに小さく、
水が飛び散りまくり(前夜の洗顔で確認済)だったので、となりのソロの洗面所(こちらのほうが近かったので)で洗顔。
6:30に浜松着
昨日ほどの晴れ間ではないものの、清々しい朝です。
浜松から始まった車内販売で、ホットコーヒーを買い先日買っておいたサンドウィッチで朝食。
静岡・富士・沼津と停車してようやく
【富士山】を拝むことが出来ました。

東北海道、特に北海道に住んでいると富士山を拝めるのは飛行機の中からだったり、東京なんかでも澄み渡った晴れた冬の日に遠くに見える程度なので、やはり大きな富士山を見ると
この歳になっても感動しちゃいますね(^_^;) 熱海までくると見慣れた景色が。
昨年12月に来てたので記憶も鮮明です。
相模湾を見下ろしながらの車窓は昔から結構好きです。
横浜駅で多くの乗客が下車。
いよいよ
ラストスパートです。
品川付近で終着アナウンス。
朝起きた
東北での地震で新幹線が運転見合わせているとのこと。
まさかあんなにも凄いことになってるとは、流石に想像できませんでした。
【寝台特急はやぶさ 東京終着アナウンス】3.21MB
そして9:58定刻に、東京駅9番ホームに到着です。
すぐ機関車が切り離されてしまうので、到着前に12号車へ移動して、到着と同時にそこからホームへ降り立ちました。
するとそこには
大勢のファンが列をなしていてビックリ!
適当な場所を確保して、下関から共に走ってきた[EF66]を撮影しました。

『北斗星』よりも長い
18時間の旅、今までの中で最長の時間を一つの列車で過ごしましたが、凄く良かったです!
北海道へ向かうブルートレインは華やいだイメージが強い感じですが、こちらの九州ブルトレは何て言うか、
【THE 国鉄】って感じの雰囲気アリアリで、
哀愁が漂ってるなぁと。
こういう旅を今体験出来て本当に良かったです。
子供の頃の夢が今叶ったという感じですね。
多分廃止までもう乗ることは出来ないでしょうが、良い想い出になりました。
posted by 鉄ネット・タカ at 14:22|
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┣九州乗りテツ
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