
釧路市内から国道391号を標茶方面に40分程度走ると右手に塘路湖が見えてきます。
湖畔に沿って右にカーブするところの左手に展望台の駐車場があります。
そこから奥にある遊歩道を登っていきます。
遊歩道といってもかなりの急斜面に設置された階段なので、メタボな身体には相当堪えます(^_^;)

110m程で階段を上りきると二股に別れます。(ここまで3分くらい)
右手方面は有名な【サルボ展望台】へ、左手方面は後で設置された【サルルン展望台】です。
【サルボ展望台】までは230mでここから5分程度で到達できます。
立派な?施設が出てくるので、そこの上が撮影ポイントです。
お立ち台南東側からは、左手に塘路湖、右手に釧網線というアングルで撮影が出来ます。
人数的には両側各3〜5名が限度で、SL湿原号の時は混雑が予想されます。(念のために脚立あると良いかも!?)
【作例1】釧路湿原ノロッコ号

Nikon D80 AiAF Nikkor 85mm F1.8D
85mm(35mm換算:127mm)1/320 f8 ISO400 WB:晴天
西側からは遠くに湿原を走る釧網線が撮影できます。
夏場は霞がちですが、冬場はバックに雄阿寒岳・雌阿寒岳を写しこむことができると思います。
【作例2】釧路湿原ノロッコ号

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G + PLフィルター
80mm(35mm換算:120mm)1/200 f6.3 ISO400 WB:晴天
※くしろ湿原ノロッコ号が撮影できるのは、川湯温泉まで延長運転される10/1〜10/26(2008年度)のみで、それ以外の期間は通常の釧路〜塘路間の運転なのでご注意下さい。
【サルルン展望台】へは、先ほどの二股から540mあるのですが、こちらはアップダウンや急な階段があってかなりハードです。
冬場はかなり足場が悪そうな感じですね。
息を切らしながらようやく辿りつくと簡易な展望デッキが現れます。
足場的にはこのデッキが良いのですが、撮影ポジションでいくと前の空きスペースのほうが良さそうです。
夏場は木の葉が生い茂っていて、かつ丁度良い場所に白樺の木が3本立ってるので、アングルはかなり制限されます。
こちらのベストポジションは3名が限度と思われます。
湿原号が運転される冬場の休日は相当早くから場所を確保しないと難しいでしょうね。
ここは列車のバックに塘路湖が写し込めるので、そういうカットでは【二本松】よりも良い場所です。
【作例3】キハ54

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G + PLフィルター
90mm(35mm換算:135mm)1/200 f7.1 ISO400 WB:オート
どちらのポイントも【一般の展望台】ですので、観光客やトレッキングの方が多く訪れます。トラブルが起きないようにお願いします。
【北海道鉄道撮影地ガイドNAVI-59】 P134