2008年11月25日

北斗星の24系がミャンマー?へ…

とある所で、釧路車両所に今年3月から留置されている北斗星車両が、遂にミャンマーへ譲渡されるために廃車回送されると耳にしたので、何とか撮影を試みようと行ってきました。
今年3月の改正で【北斗星】が1往復に減便されて、余剰となった個室車両や食堂車が釧路に疎開されてきてたのですが、思いの外早い移送でした。

昼間釧路行く用事があって、新富士駅に寄ると釧路界隈では運用から外れたDD51(しかも原色機)がいて、もしやこれが回送車両の牽引機!?と思って一旦駅を後にしました。

夜(といっても17時過ぎですが)になって、改めて新富士駅に行くと先ほどのDD51いない…。
急いで留置されている釧路車両所へ。

行くと奥側に留置されている編成にDD51 1067号機が既にスタンバっていました。
急いで三脚立てて撮影開始。
北斗星廃車回送01
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
52mm(35mm換算:78mm)3秒 f5.6 ISO400 WB:晴天


その後新富士駅に戻りました。
既に先客が2名いました。

程なくしてDD51のヘッドライトが新釧路川方向から迫ってきました。
てっきり新富士で一旦停止するのかと思ったら(運用がJR貨物だったので)、そのままホームをすり抜けて行ってしまい、ようやく撮影できたのがこの1枚
北斗星廃車回送02
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
34mm(35mm換算:51mm)5秒 f5.6 ISO400 WB:オート


帰り際大楽毛駅前通ったら、停車しているのを発見!!
急いでクルマを駅に入れたのですが、その瞬間下りSおおぞらが通過…。
なんとかカメラ持って跨線橋を渡ってホームに出たら、無情にも発車してしまいました…。
内蔵ストロボではこれが限界…
北斗星廃車回送03
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
18mm(35mm換算:27mm)プログラムオート ISO400 WB:オート


ちなみに大楽毛駅にも2名程撮影してる人がいました。
しかもその内一人は何と鉄子さんでした(^_^;)
寒い中ご苦労様ですw

28日にも第2陣が運行される模様です。
新富士駅通過時刻は18時前でした。
大楽毛駅ではDD51はホームから外れて停車してました。

老朽化してたとはいえ、豪華車両(ロイヤルもあったので)なのに、他国に無償で譲渡するのはもったいないですね…。
列車ホテルとして活用して欲しかったなぁ…。

ちなみに28日の回送では、北斗星車両の後ろにまりも用に置かれていたキハ184-2、キハ182-106、キハ182-108がくっついてます。

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posted by 鉄ネット・タカ at 22:07| Comment(4) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月24日

お座敷臨でGo!

先日『鉄道ダイヤ情報』誌を立ち読みしてたら、キハ183系のお座敷列車が釧路界隈に来るのを見かけたので、本日撮影してきました。
ダイヤ情報によると、8:24に白糠を出るらしかったので、『尺別の丘』へ行って待ちかまえました。

編成はキハ183-6000+キハ182+キハ183-6000の3両編成で、何故にキハ182をサンドイッチしてたのかは不明です。

時間帯が朝だったので、半逆光だったのが残念…

キハ183お座敷列車(音別-尺別)
お座敷臨01
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
200mm(35mm換算:300mm)1/640 f8 ISO400 WB:晴天


キハ183お座敷列車(音別-尺別)後追い
お座敷臨02
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
65mm(35mm換算:97mm)1/640 f8 ISO400 WB:晴天


posted by 鉄ネット・タカ at 15:31| Comment(2) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

高架新線

本日札幌へ日帰り出張です。
一昨日17日から新富士〜新大楽毛の一部が高架線に変わりました。
ちょうど子供の頃によく写真撮りに来てた辺りです。
見晴らしは良くなったものの、絵的にはイマイチになったのかな!?
posted by 鉄ネット・タカ at 07:44| Comment(1) | TrackBack(0) |  ┗乗りテツLive | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月15日

撮り鉄に適した?クルマ

北海道で鉄道撮影する上で、避けて通れないのが【林道(砂利道)走行】ではないでしょうか?
もちろん、鉄道利用や舗装道路近くでも沢山撮影が出来るのですが、常紋峠などのように北海道らしい風景の中を走行する列車を撮影するには、やはり人気のない山の中が多いのも事実です。
で、どんなクルマで行けば大丈夫なのか?なんてことを考えてみたりします。

本州以西の地方はどうかわかりませんが、北海道は思いの他林道が多いです。
テツでなくても渓流釣りや山菜獲りなんかで、道民には案外身近な道でもあったりします。
また、それなりの交通がある道は十分に締め固められていて乗用車でも普通のスピードで走れたりします。
しかし道によってはかなり路面状態が悪いのも多く、轍が深い道も多々あります
ゆっくり走る分には大概の乗用車でも走行が可能で、轍が大きい場合も盛り上がってる部分に上手く乗り上げて切り抜ければ大丈夫だったりもしますが、やはり車高が高いに越したことはありません。

道外から来られる方はレンタカーを利用する方が多いと思いますが、乗用タイプでも安全を見て「4WD(AWD)」をチョイスすることをお薦めします。

僕は仕事で初期型のプリウスに乗っていたのですが、これがまぁ車高低いクルマで…。
カタログスペックでは140mmあるみたいなんですが、よくお腹擦ってました。
それでも大概の林道は走れましたね。

9年13万kmを共にしたプリウス
プリウス

そんなプリウスとも、今年の春にお別れしてレガシィアウトバックに乗り換えたわけですが、仕事で工事現場行く時もかなり楽になりました。
こちらの地上高は180mmで、かなり深い轍でも難なく走破できます。

今年の春から仕事(社有車)用クルマになったアウトバックXT
アウトバック

ところで、砂利道の砂利は砕石なので案外形状が鋭利だったり、また軽く落石したような石に乗り上げたりすると、割と簡単にパンクしてしまいます。
そうなるとスペアタイヤに交換しなければいけないのですが、大概の林道は平坦な場所ではないので、ジャッキアップするのも結構大変だったりします。
タイヤ交換の為の一通りのスキルは身につけておいたほうが良いかもしれません。

レンタカーを借りるときに2番目に大事なのはボディカラーかもしれませんw
というのは、幅の狭い林道では両側から樹の枝が出ている場合が多く、交通量の少ない林道ではタイヤが踏まない中央部分に草木が生い茂っていることがよくあります。
そういう所をかき分けて走ると、場合によってはボディに白い線のような傷が付いたりします。
返却するときにクレーム付けられるのもイヤですから、ここは傷の目立たないシルバーを選んでおくといいかもしれません。

ちなみに純然たるプライベートのクルマはVWゴルフなんですが、地上高はさておき、ボディを傷つけたくないので、林道に入るような撮影では乗りません(^_^;)

林道走行には使いたくないVW GOLF GT TSI
ゴルフ

ちなみにレンタカーでメジャーな車種の最低地上高は以下の通りです。4WDになると逆に低くなったりして難しいですね。
トヨタ・ヴィッツ…FF:145mm、4WD:125mm
125mmは相当低いですね。ここまで低いといくら4WDでも林道には入らないほうが無難です。
日産・マーチ…FF:135mm、4WD:140mm
最低でも130mmはクリアしたいところなので、4WDであれば問題なさそうです。
マツダ・デミオ…FF・4WD共に155mm
コンパクトカーで155mmはかなり高いですね。ここまであればまったく問題ありません。
ホンダ・フィット…FF:150mm、4WD:145mm
トヨタと同じく4WDのほうが車高低いですが、145mmなら問題ないでしょう。

常紋峠やSL湿原号の撮影で、よく見かけるレンタカーは上記モデルでした。
荷物の大きさにもよりますが、デミオかフィットがいいようです。

むしろ数名で借りることを想定するならば、SUVクラスを借りたほうが何かと便利だと思います。
スバル・フォレスター…215mm
日産・エクストレイル…200mm
トヨタ・RAV4…190mm
ホンダ・CR-V…185mm
スバル・レガシィ…150mm


ちなみに個人的には林道マシンとして最適はスズキ・ジムニーですねw
ジムニーの地上高は200mmですが、幅が狭いので林道での取り回しはかなり楽だと思います。
逆にランクルやパジェロまでいってしまうと、ガタイが大きいので狭い林道ではUターンするのもえらく大変だと思います。

posted by 鉄ネット・タカ at 15:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月12日

【石北本線】生田原-金華 (150キロポスト)

 常紋峠の撮影地としては、以前紹介した「146kp」と並ぶ名撮影地と呼ばれています。
 通常金華駅近くの林道(常紋信号所を経由し、146kpに抜ける林道)からアクセスするのが一般的のようです。
ただこちらの場合は林道から斜面を降りて沢を渡り線路淵を少し歩いて撮影地の斜面を登らないとならないので、結構な体力を要すと思われます
こちらの行き方については【ezoほたるさんのサイト】をご参考にしてください。(地図上オレンジの破線

 今回紹介するのは、留辺蘂市街から北へ抜ける林道を使って撮影ポイントの至近距離までクルマで行くルートになります。(地図上ブルーの破線
150kp地図
 釧路から留辺蘂までのルートは「生田原-金華 (146キロポスト)」参照のこと。
 留辺蘂市街の国道242号と国道39号の交差点(角にセイコーマート有)を直進します。(国道39号を北見方向から来た場合は右折)
 石北本線の踏切を越えたすぐの道を右折し、その先2つ目のT字路を左折し「無加川」の橋を渡ります。
 そのまま道なりに北上して(段々細くなり途中でダートになります)2.5km程走ると左に出てくる「熊ノ沢林道」に入ります。
 3.5km程先の二股状の所を左方向へ。1.5km程走るとヘアピンカーブが出てきて、その先のストレートを400m程進んだ所の脇道に斜め左方向へ入ります。
 600m程度進んだ、2つ目のヘアピンカーブが目的地です。(カーブ外側に駐車スペース有)
 笹藪の中を降りていくと、伐採された斜面(作業用の小道のなれの果てがあります)が出てきて、正面の線路右側が常紋信号所(A地点)左手が金華方面(B地点)となります。

【作例/A地点】DD51 臨貨8071レ
150kp 作例 8071レ
Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
90mm(35mm換算:135mm)1/800 f10 ISO800 WB:晴天


 この場所から林道つたいに走り続けると常紋トンネルの上辺りで、金華〜生田原の林道にぶつかります。(20分くらいかかります)
が、かなりの悪路なので車高の高いSUV(ちなみに僕の足はスバル・レガシィアウトバックです)でなければ走破は難しいと思われます。
通常の乗用車で行く場合は、素直に留辺蘂市街へ引き返すのがお薦めです。

 ルートは詳細にガイドしていますが、林道が何本か別れていますので、国土地理院のサイトで印刷して持っていくのをお薦めします。カーナビなどには表示されない道なのでこちらは参考になりません。

 コンビニ等は留辺蘂市街に数件あります。

※この界隈はヒグマの生息地域ですので、熊の出没(積雪期以外)には十分に注意してください。
9月に運行された【SL常紋号】の時も出没事例があったようです。
熊よけの鈴、ラジオ等音の出るものを持参したほうが安全です。
ちなみに今年(平成20年)は、根室管内の根室本線沿線で数度ヒグマと列車が衝突する事故が発生しているので、列車が通る場所といっても安全ではありません。


参考書籍
【北海道鉄道撮影地ガイドNAVI-59】P120
【北海道鉄道撮影地ガイドBEST60+2】P102
【北海道貨物列車撮影地ガイドBEST50+3】P36
【お立ち台通信 vol.1―鉄道写真撮影地ガイド (1) 】P31-32

posted by 鉄ネット・タカ at 21:05| Comment(4) | TrackBack(0) | ┣石北本線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする