2010年01月29日

釧路川橋梁の穴場ポイント

翌日24日は、SLを見たがっていた息子を連れて家族で釧路川橋梁へ行って来ました。
先日除雪作業を行った左岸下流の場所は大勢の人が訪れる(実際30人以上はいました)ので、右岸へ。
ここも橋のたもとまで住宅があるのでアクセスが楽です。
嫁さんと息子は下流側から見せることにして、自分だけ線路を越えて上流側へ移動しました。
既に3名ほどのカメラマンが陣取っていましたが、なんとかスペースを見つけました。
先客は三脚でカメラ何台も装備でしたが、自分はカメラだけ手持ちというお手軽スタイル(^_^;)

SL通過の直前に来る根室行き『快速ノサップ』でテスト撮影。
RAW現像時にホワイトバランスを電灯にして、月明かりっぽい雰囲気で撮影してみました。

快速ノサップ 釧路-東釧路
20100124_ノサップ
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
24mm(35mm換算:36mm)1/2500 f13 ISO200 WB:晴天
RAW現像 -0.5EV補正 WB:電灯


昨日に引き続き、本日も雲一つない快晴でかつ無風

湿原号も太陽に照らされていい感じの煙のたなびきが撮影できました。

SL冬の湿原号 釧路-東釧路
20100124_SL_釧路川1
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
18mm(35mm換算:27mm)1/1600 f11 ISO200 WB:晴天
RAW現像 -0.5EV補正


後追いで全体を撮影
20100124_SL_釧路川2
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
26mm(35mm換算:39mm)プログラムオート(1/400 f10) ISO200 WB:晴天


今週末(1/30)からいよいよ3月まで毎日運転で本格始動です。
来週は標茶までですが重連運転もあり一番盛り上がることでしょう。
残念ながら、僕は旅に出る予定なので撮影できないのですが…。



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【冬の湿原号】今年も石山へ…

1月23日、今年の『SL冬の湿原号』の今シーズンの運行が始まりました。
オープニングの週末は例年通り、川湯温泉までの延長運転です。
従来は重連だったのですが、C11-207が全検のためシーズン開始に間に合わず、171号機単機にDE15の補機という体制でした。

前回のエントリにもあるように、夜明けに塘路で撮影した後一旦自宅に帰り、家族を釧路の実家に届けてから川湯方面に向かいました。
一般的には塘路や標茶を通って弟子屈方面にいくのが普通ですが、元々交通量が多いうえにSL撮影のクルマも多いだろうと判断。鶴居村から弟子屈に抜けそのまま裏を通って川湯方面に出るルートで行きました。
このほうが時間的に早く行けるのです。
当初は石山の混雑を想定して美留和付近での撮影を考えていたのですが、時間もあったので石山の踏切を見に行ってみると、クルマが全然停まってない(^_^;)
列車通過の3時間前くらいだったのですが…。
踏切のすぐ近くに駐車できたので、石山で撮影することに決定。
ただ、昨年撮影に行って撮影ポジションが限られているのを知ってたので、全機材を持って行って場所がなかったら…という不安もあったのでとりあえず三脚だけ持って行くことに。
昨年に比べて雪も多く、また人も少ないことから線路脇の足跡もかなり微妙な感じ。
ホームセンターで購入していた安物のカンジキを装着していざ出陣。
案の定雪はフカフカで、カンジキ無しの周りのカメラマンは相当苦労してる模様。
その脇を颯爽と追い抜いていったのですが、カンジキを履いていても場所によっては30cm以上も沈む状況。
1/3くらいで、足の付け根に痛みが…。
思いの外気温も高かったので半ば汗だくになって20数分雪中行軍して石山のポイントに到着。
昨年は場所がなくて釧路方向に向かって右側の丘のあたりで撮影したのですが、今回は人も少なくて左手の山の斜面(かなり急)になんとか木々の間から抜ける場所を確保。

やはり重連じゃないというのが原因だったのか、去年に比べて人も少ないようです。

一休みしてから、カメラ機材を取りに一旦クルマに戻ることに…。

戻る途中も続々をカメラマンとすれ違います。
去年より少ないとはいえ、やはり人気撮影地だけに人が集まってきます。
ほとんどが道外の方っぽくて、大きな荷物や三脚をかついで大変そう(^_^;)
中には普通の格好(ジーパンにスニーカー)というチャレンジャーもいて感心するやら呆れるやら…(笑)

一休みしたとはいえ、同じ行程を雪をかき分けて歩くのはかなりの負担で、次々と下半身の至る所に痛みが…。

何とかクルマに戻り、魔法瓶に入れたコーヒーとミスドを昼食代わりに食べてしばし車内で休憩。
13時を過ぎて意を決して出発です。
1回目は軽い三脚のみだけだったけど、今回は5kg位のカメラバッグ。先が思いやられます。
2往復目は明らかに歩行ペースが落ちます。
筋肉痛もピークに達して休みまくりながら歩きます。それでも他の人に比べたらかなり楽な状態なんですが。
あまりの痛みから途中で帰りたくなりましたが、三脚置いてきているのでそうもいかず…。
30分くらいかけてようやく陣地に到着。
SLの通過はもうまもなくです。
急いでセッティングして試し撮りなんかしてると、遠くに汽笛の音が聞こえてきました。
場所的に逆光なのですが、無風状態だったので煙が期待できます。ゆっくりと湿原号がやってきました。

SL冬の湿原号 美留和-川湯温泉
20100123_SL_石山
Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/640 f8.0 ISO200 WB:晴天


最後尾の補機も上手く煙に隠れてくれました。
太陽に照らされた煙もいい感じです。

撮影終了後はそそくさと撤収準備。
足の痛みがある中なんとか他の人たちにまぎれてクルマに戻りました。

今日は雲一つない好天なので、夕焼けも期待できるということで戻りの列車を撮影するのに標茶町のシラルトロ湖に向かいます。
延長運転の時はちょうど日の入り時間と被るのです。
1時間前に到着すると既に20名程が来ていて、冷水橋のパーキングも結構混み合ってます。
湖を見下ろす法面にセッティングして準備万端です。
その間にも続々とカメラマンが集結。
突然駐車や徐行なんかして、後続のトラックからクラクション鳴らされる人多数…。
こっちは冬場とはいえスピードレンジが高いので、かなり危険。
道外の方の運転にはちょっと複雑な気持ちを抱きます。


太陽もだいぶ落ちてきてかなり良い雰囲気になってきました。

SL冬の湿原号 茅沼-塘路

Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/640 f8.0 ISO400 WB:晴天日陰20100123_SL_シラルトロ1


木々に埋もれてしまってイマイチでした_| ̄|○

三脚からレンズを外して手持ちで後追い。
こちらのほうが上手くいったかな!?

SL冬の湿原号 茅沼-塘路
20100123_SL_シラルトロ2
Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/640 f8.0 ISO400 WB:晴天日陰


posted by 鉄ネット・タカ at 09:08| Comment(7) | TrackBack(0) | ┃┣SL冬の湿原号特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

夜明けの釧網線

今年一発目の『撮りテツ』は、夜明けの釧網本線を撮影しようと塘路まで行ってきました。
当日から運転される【SL冬の湿原号】を撮影する前の準備体操的意味合いで(^_^;)
予想通りマイナス20℃を越える気温。
空気もかなり澄んでます。
阿寒から鶴居を抜けて、コッタロ湿原を通って二本松下へ。
今年は雪が多くて、二本松に行く小道もクルマが入れない状態。
仕方ないので釣り人が愛用している駐車スペースにクルマの停めて、そこから徒歩で撮影場所まで行きました。
道路からだと結構距離あるので疲れます(^_^;)
二本松入口には鹿の大群がw
さすがに僕が近づいていくとそそくさと消えていきましたが…。

撮影場所には流石に場所取りの三脚はありませんでした。皆さん標茶以北に行く人が多いのかな?(湿原号の川湯延長運転は最初の2日間だけなので)

日の出は6時45分頃で、一番列車が通過するのは30分過ぎ。
光がないかな?と思ったのですが、結構白々としてきてISO800に上げて普通に撮影することができました。

太陽の光はまだないものの、予想通り白い排気ガスが満開で吹き出すところを撮影することができました。

釧路行4721D(キハ54)茅沼-塘路 6:31撮影
20100123_01 茅沼-塘路
Nikon D90 Ai AF Nikkor 85mm F1.8
85mm(35mm換算:127mm)1/250 f2.8 ISO800 WB:晴天日陰
RAW現像時-0.5EV補正


続いて先ほどの列車と塘路で交換した上り4726Dが通過
より雰囲気を出そうと思ってホワイトバランスを電灯にしてみました。

網走行4726D(キハ54)塘路-茅沼 6:38撮影
20100123_02 塘路-茅沼
Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/250 f4.0 ISO1600 WB:電灯


次の列車は7時20分頃の釧路行きまでないので、魔法瓶に入れて持ってきたコーヒーをすすりながら待機。
流石にマイナス20℃ともなると、まつ毛の上下が凍ってくっついてしまって瞬きしづらいです(^_^;)

塘路湖方向から真っ赤な太陽が射してきます。
ここから見る日の出はかなりキレイです。

太陽が昇り出すと早いもので、4723Dが通過する頃には車体に反射せず…。
それでも朝っぽい感じに撮れました。

釧路行4723D(キハ54)茅沼-塘路 7:26撮影
20100123_03 茅沼-塘路
Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/500 f8.0 ISO400 WB:晴天日陰
RAW現像時-0.5EV補正


線路上に鹿が横断しているのか、最徐行でノロノロと通り過ぎて行きました。
すぐさま三脚からレンズを外して手持ちで後追いしました。
すると、手前の凍結した湖沼を鹿の親子が横切るではないですか!
なんとか鹿と列車を一緒に入れるようにフレーミングして撮影。

釧路行4723D(キハ54)茅沼-塘路 7:28撮影
20100123_04 茅沼-塘路
Nikon D90 SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4
300mm(35mm換算:450mm)1/500 f8.0 ISO400 WB:晴天日陰
RAW現像時+0.5EV補正


とりあえず一旦撤収して帰宅。
昼に川湯へ向けて移動開始しました。

posted by 鉄ネット・タカ at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

SL冬の湿原号、いよいよ運行開始です

今年で運行10周年を迎える、【SL冬の湿原号】がいよいよ今週末走り出します。
地元だけじゃなく、道内はもとより日本中から乗車や撮影に多くの方が訪れる一大?イベントですw

さて、SL撮影ポイントの中でも一番メジャーかつお手軽な場所が、釧路駅からも十分徒歩圏内の【釧路川橋梁】
昨年はそばに駐車場が整備されました。
しかし、管理者である釧路市は冬期間の除雪は行わないとのこと_| ̄|○
まぁ財政難ということなんでしょうが…。

そこで、我々『釧路臨港鉄道の会』がボランティア除雪をすることに。
すぐそばに仕事でも取引のある『葵建設』さんがあるのですが、その話を社長さんにお話したところ、社会貢献の一環として無償で除雪をしていただけることに!
先日、会で途中までやっていた部分を、ショベルカーを使ってキレイに除雪していただけました。
釧路川除雪

駐車場は10台程のスペースがありますが、従来川岸にあった岸壁は工事中の為使用できなくなっています。
今年は特に雪が多いので、早めに現地入りされることをオススメします。
また、除雪した雪を使って、何カ所か「お立ち台」風のスペースを作ってますから、そちらも是非ご活用ください。

ところで、JR北海道釧路支社では、10周年の記念してSL写真のパネルを展示しています。
市内では、釧路駅タクシー乗り場付近のショウウィンドウとフィッシャーマンズワーフMOO内に展示されています。
釧路駅には僕の写真も5点程展示されていますので、機会あったらご覧下さい。
写真展_釧路駅

MOOのほうは、1Fのパン屋さん付近にボード展示されてます。(こちらは2点ほど)
写真展_MOO
posted by 鉄ネット・タカ at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ┃┣SL冬の湿原号特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月07日

国鉄色・キハ183系疎開回送

前回エントリでのイベント列車の後、国鉄色183系4両を含む8両が11月30日に函館運輸車両所を出発。
翌日12月1日に釧路運輸車両所へ回送されてきました。
午前中の会議の後に東庶路信号場へ…。
列車交換で長時間停車するのと、構内が開けてるので写真が撮りやすいということでチョイスしました。
30分前に到着したんですが、来たのは僕一人。
しばらくして1名撮りにきました。

北斗星色のDD51に牽かれて8両のキハ183系が到着です。
183疎開 東庶路(信)
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
200mm(35mm換算:300mm)1/320 f8 ISO200 WB:晴天


編成は以下の通りです。
←函館
183-1(JNR)+182-1(JNR)+182-2(JNR)+183-103(青ボウズ)+182-5(HET)+182-13(HET)+182-4(オホーツク)+183-2(JNR)+DD511095

こんな間近でオリジナル183を見たのは久しぶりです。
183疎開 アップ

車体番号チェックしたりしてたら、続々とテツな方々が…(笑)

こちらは一足早く星ケ浦の跨線橋へ。
ここでは知人の方に会って2人で撮影。

この場所は子供の頃に自転車でよく通った場所です。
183疎開 星が浦1
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
80mm(35mm換算:120mm)1/500 f9 ISO200 WB:晴天



反対車線から釧路方面に後追い
183疎開 星が浦2
Nikon D90 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
48mm(35mm換算:72mm)1/500 f8 ISO200 WB:晴天


その後運輸車両所へ移動開始。
こちらでは何人かの方と会って、話しながらの撮影です。
DD51を撮影するのは、夏の自衛隊チャーター列車を撮影して以来。
JR貨物の運用が全てDF200になってしまったので、特別な機会がないと見ることもありません。
DD51サイドビュー
さて、このキハ183系、先に疎開されているオホーツク色の3両の釧路方に連結されました。
バラスト散布のホキ連の北側に留置されたので、残念ながら国道側からはほとんど見ることができませんが、釧路ガス脇の跨線橋から遠目に見ることができます。
昨年の北斗星車両のように、第三国へ輸出されるのか、はたまた解体されてしまうのか…。
釧路に来ることがありましたら、見に行ってみてください。

手前味噌ですが、現在発売されている『Rail Magazine』誌のRM Newsに記事が掲載されてます(^_^;)

posted by 鉄ネット・タカ at 15:25| Comment(2) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする