2012年01月29日

【夜間鉄道】無謀!?夜の新夢が丘へ…

正月休みに馬主来沼へ『夜間鉄道』しに行ったY君からとんでもない提案が!

「近いうちに夜の『新夢』撮りに行きませんか?っていうか、一人は自殺行為なんでつきあってくださいw」

数々の天体写真を撮影するY君から、あまり月が大きくない時のほうが星が写るということなんで、『夕月』の頃の土曜日に行ってみようということになった。
前日の天気予報でも曇り的な感じだったので期待はできなかったものの、まずは行ってみようということに。
今回も幼なじみのGも誘って、15時半に細岡のカヌー乗り場へ集合し移動開始。
約25分糖路方向へ歩きそこから線路脇を外れて、『新夢が丘』と呼ばれる山へアタック開始。
一応かつて木材搬出に使われていたと思われる林道跡を歩いて行くのでルートは分かりやすいです。
鹿の足跡だらけに、人間の足跡がいくつか…。
道なりに20分ほど歩き、ようやくたどり着いた頂上はやはり絶景でした。
約10年振りに足を踏み入れましたが、苦労して歩いてきた甲斐があったというもの。
ここからの景色は釧網本線で一番じゃないか?と思うわけです。

16時半を過ぎて3人で感動にふけっていると、上り列車が…(^_^;)
カメラを出す時間もなくiPhoneのデジタルズームじゃボケボケでした(^_^;)

雲はあったものの薄くてかすかな夕暮れがみることができました。

『新夢が丘の夕景』
新夢が丘の夕暮れ
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) + ND-8フィルター使用
70mm(35mm 換算:105mm)20sec f13 ISO200 WB:曇天


流石にこの時間帯(そしてこの先も)でのここからの写真というのは、中々目にすることはないんじゃないでしょうか?

セッティングしているとみるみる間に暗闇に…。
ここまでの移動中は汗だくになりながらでしたが、-10℃程でも若干弱い風が吹いている状況下では、カメラいじるのに素手になると、ものの数分で指先がジンジン痛みます。

その上予定の時刻になっても列車が来ない…。
撮影予定は上下3本、最初の上り4742Dが25分ほど遅れて通過、この列車と糖路で交換する下り4737Dも同様に遅れて来ました。
どうやら遅れの原因は、石勝線で徐行運転してる特急列車が今年に入って20分程遅れて走っているので、それの接続待ちで遅れている模様です。

日もとっぷり暮れて左上に月、右寄りに宵の明星が輝いています。
釧路の街の明かりもよく見えます。
薄く雲はかかっているものの、状況は良い方向に向かっている模様。
星も少しづつ見えるようになってきました。

キハ54(2737D)釧網本線 糖路-細岡
新夢が丘からの夜間鉄道
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
32mm(35mm 換算:48mm)42.2sec f5.6 ISO640 WB:3000K


このくらいの月の明かりでは湿原は肉眼で見ることはできませんが、列車のヘッドライトがそばをゆく釧路川を照らすのは幻想的でした。
やはり満月の時に月光で昼間のように照らされた釧路湿原を撮ってみたい衝動にかられました(笑)

3本目の4744Dも30分程遅れてきてそれを撮影して帰り支度です。
行きは明るいうちに現地へ行ったのでそうでもなかったのですが、帰りは月にかすかに照らされただけの雪道を頭に付けたLEDライトだけが頼り。
とはいいつつ、下りだったので思いの外早く線路脇へ。
予定だと糖路を1937に出る4739Dが来るはずで、注意深く歩いて定刻なら1940頃に通過するはずなので安全な場所に一旦待避。細岡到着時刻まで待機しましたが来る気配がない。これは標茶で運用通り先ほどの4744Dと交換すると判断し30分近く遅れることが濃厚に。
後ろを気にしつつも注意して歩き、残り500m程の場所で割と広いスペースを見つけたのでそこで待避することに。
まだ通過する気配もなかったので、せっかくだからと 3人で撮影準備を(笑)
5分程して4739Dが我々に特に驚くでもなく、普通に通過。
できあがった写真は晴れ間も見えた星空に星々が輝いていました。

キハ54(4739D)釧網本線 糖路-細岡
星空の達古武湿原をゆく
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
17mm(35mm 換算:25mm)20sec f4 -0.3EV ISO1600 WB:2500K


そしてラスト10分歩いて無事駐車場に到着。
スタートから実に5時間弱の撮影行でした(^_^;)

さて、この通称『新夢が丘撮影地』、非常に安全確保が留意される場所ですので、『SL冬の湿原号』を撮影する際も十分は余裕を持った行動で行かれることを切に願います。(9:45〜11:00に細岡を出発するように)
雪道になれている人(主に北海道人)で40〜50分、普通は1時間は楽にかかると思ってください。
一応撮影地ガイドでも紹介していますが、重い機材を背負ったりしての行軍は『石山』の比ではありません。
その辺は自己責任でお願いします。
撮影ガイドはこちら→
※今回の撮影ポイントはガイドのポイントよりも数100m西側です

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posted by 鉄ネット・タカ at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月24日

【SL】川湯延長運転・撮りテツ2日目【湿原号】

二日目の日曜日は、4歳の息子を連れての撮りテツ。
そんなわけで、あんまり…というか、ほとんど『無理』はできません(^_^;)

嫁さんと娘を釧路市内の実家へ降ろし、二人で釧路湿原道路を通り国道391へ。
朝から雪が降っていたせいか俯瞰気味なサルボ展望台や三角点、二本松には人影も見えませんでした。それでもサルボ展望台下の駐車場に3台ほど駐車していましたが。
当然シラルトロやルルランの牧草地にも人っこ一人いませんでした(^_^;)
前日の土曜日もそうでしたが、全体的に今年は撮影する人が減ったような気がします。

で、着いたのは昨年も家族で撮影しに来た、標茶郊外の牧草地で地元の乗馬クラブの方々がSLと併走するイベント会場。
昨年は駐車場と馬が走るルートのみ除雪されていましたが、今年はなんと線路脇のお立ち台(撮影エリア)も除雪してくれていました。(ちなみに除雪をボランティアで行ったのは標茶町内の建設会社さんです)

約1時間前に到着した時は三脚も5〜6台と少なく、昨年は横アングルで撮影したので今年は正面がちに撮影することにして線路に一番近い所にスタンバイしました。
すると、先に来ていた撮りテツ仲間のY君のそばに見たことあるような方が。
鉄道写真家の持田昭俊さんでした。
図々しくも挨拶させていただきました(^_^;)

持田さんは、幼少時より聴覚障害をもっていてお話も中々出来づらいのですが、精力的に作品創りをされている方です。
公式サイトはこちら→http://www.mochida-photo.net/

さて、このイベント会場では地元の農家の方々が無料でホットミルクを飲ませてくれたり、パンやそばを売ったりしています。
標茶で交換する『快速しれとこ』が通過する頃には数十人のカメラの列が出来ていました。
息子も雪にまみれながらお下がりのコンデジで準備万端!?です。
っていうかハシャギすぎて、周りにご迷惑をかけしました(^_^;)

D300Sのほうは望遠で撮影、D90はNDフィルターを装着して流し撮りにチャレンジします。
まずは『しれとこ』で練習。
トリミングしないと見れない…まだまだ修行が足りないですね…。

快速しれとこ 釧網本線 磯分内-標茶
快速しれとこ 流し撮り
Nikon D90 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO + ND-8フィルター使用
32mm(35mm 換算:48mm)1/25 f11 +0.3EV ISO200 WB:5500K


標茶駅を発車する汽笛がこだますると、いよいよ『冬の湿原号』がやってきます。
乗馬軍団の方々もスタート地点!?でスタンバイ。
しばらくして防風林の向こう側から煙が立ち上るとスタートです。
昨年同様馬のほうがどうも速いようです(^_^;)
結局列車の前に馬がはいってしまい、昨年に引き続きイマイチな結果に…。
生き物相手とはいえ中々難しいです。
乗馬クラブの方々も色々とタイミングを図って走らせてるようなんですが、こちらも難しい感じでした。

SL冬の湿原号 釧網本線 標茶-磯分内
2012 SL冬の湿原号 標茶の馬併走
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
70mm(35mm 換算:105mm)1/800 f5.6 -0.3EV ISO200 WB:曇天


雪が降ってたのでその辺は例年より冬っぽい感じが出ましたね。
軽い雪なのでレンズ周辺に巻き込まないように気を遣いますが…(^_^;)

手持ちのほうは…。
こちらも機関車だけ切り取って、まぁ何とか…(^_^;)

2012 SL冬の湿原号  流し撮り
Nikon D90 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO + ND-8フィルター使用
26mm(35mm 換算:39mm)1/25 f8 -0.5EV ISO200 WB:5500K


SLはスピードが遅くて(この時点で30km/hくらいか!?)、1/25秒でもあんまり流れないですね。
ここのセクションは線路の手前にも低い木が立ってるので、流して目立たなくするというアプローチは悪くないんですがね〜。

本来はここで撤収というところですが、どうも消化不良気味だったので思い切って弟子屈まで追いかけることに。
摩周駅を発車してすぐの市街地にある踏切は、発車&上り坂ということで絶好の『煙モクモク』ポイントで人気があります。
降雪の影響か、そんなに人はいなくて早めに現地入りしているベスポジ狙いの方が数名。
それでも地元の普通の人々も入り乱れて通過する頃には10名以上になっていましたが。
雪が結構降っていたので、踏切脇にクルマを駐車させて息子は車内から『見るテツ』
僕は踏切の川湯側の誰もいない後ろから抜くことに。
三脚を設置するスペースがなかったので、一脚を使用して撮影です。
もう少し上に煙が立ち上がる部分を余裕持たせるべきでしたが、まぁ及第点ということで…。

SL冬の湿原号 釧網本線 摩周-美留和
2012 SL冬の湿原号 摩周
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)+Ai AF-I Teleconverter TC-14E
240mm(35mm 換算:360mm)1/800 f5.6 -0.5EV ISO200 WB:曇天


一緒にいたY君も撤収ということで、こちらもえっちらおっちら帰りました。

Y君が日の落ちた釧路川へ行くというのも話していたので、夕方一人で釧路川へ向かいました。
雪ということで前日よりも早くに日が暮れてしまい、釧路川橋梁に着いた時にはほぼ真っ暗(^_^;)
通常ですと左岸下流のお立ち台ポイントから撮影するのが定番ですが、左岸上流の岸辺(半分水に浸かってます)で。
ちょうど橋の下から昨年できた釧路川河川敷の街灯が入る感じです。
先客はY君のほかに地元の撮りテツ!?の方が1名。
3人川に浸かって三脚を立てて…。
湿原号が来る17時くらいにはもう、雪も半分雨というかみぞれ交じりになって、昼間のような雪の雰囲気はなくなってしましました。
外の二人はストロボと使用しての撮影。
自分は低速シャッターでブラすことにしました。

RAW現像時にホワイトバランスをいじくり、ブルーモーメントな感じに仕上げてみました。

SL冬の湿原号 根室本線 東釧路-釧路(釧路川橋梁)
2012 SL冬の湿原号 夕暮れの釧路川
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
17mm(35mm 換算:25mm)1/10 f3.5 -0.5EV ISO1600 WB:グレーポイント使用(RAW現像時)


標茶以北で湿原号を撮影するのも初日(の週末)だけなんですが、この日の暮れた感じの釧路川を渡るのも延長運転の時だけ(釧路-標茶間の時は15時頃なので)なので、3人でイマイチだね〜と言いながら、また来年だなと笑っていました。

今年NDフィルターも購入したので積極的に『流し』の練習したいなと思っています。

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【SL】川湯延長運転・撮りテツ1日目【湿原号】

先週末、いよいよ待ちに待った『SL冬の湿原号』の今年の運行が開始されました。
例年通り初日・2日目は川湯温泉までの延長運転です。
前回エントリでお知らせした通り、今年は『石山』をパスして追いかけながら撮影することに。
初日の土曜日は、秋にこちらにUターンしてきた幼なじみのGを誘いました。
小中学生の頃によく二人で星が浦界隈へ撮影に行っていたのです。

さて、Gをピックアップしたまずは遠矢〜釧路湿原間にある『岩保木水門』へ。
ここはあんまりメジャーじゃない場所(車窓的にはメジャーですが)なので、手前の岩保木踏切付近には数名のカメラマンがいたものの、この辺りは誰もいませんでした。

結構驚いたのは、この場所で釧路駅を発車する時の汽笛が聞こえたことですね。
かなり距離は離れているんですが、さすがに田舎です(^_^;)

SL冬の湿原号 釧網本線 遠矢-釧路湿原
2012 SL冬の湿原号 岩保木
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
38mm(35mm 換算:57mm)1/500 f8 ISO200 WB:5500K


撮影後はすぐさま移動開始。
糖路駅停車中に追いつきましたが一気に弟子屈方面へ。
コッタロへの踏切、サルボ展望台、シラルトロ湖にも結構な人たちが待っていました。

当初南弟子屈そばの踏切を考えましたが、何となく他を当たるもよさげな場所が見つからず…。
結局通過時刻も迫ってきたこともあって、10年ほど前に撮影したことがあった南弟子屈と摩周駅の間にあるカーブした踏切へ。
先客が5名程いましたが適当な場所を確保して撮影。
なんかイマイチ…

SL冬の湿原号 釧網本線 南弟子屈-摩周
2012 SL冬の湿原号 南弟子屈
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
50mm(35mm 換算:75mm)1/1000 f5.6 ISO200 WB:5500K


次のポイントは、数日前にロケハンした場所へ。
予想した通り太陽は正面真上。
この光をうまく使うことができるか!?
それ以前に煙出てくれるのか!?

早めにスタンバイして待つこと30分…。
遠くからドラフト音が聞こえてきました。
…が、煙は期待したほどではありませんでした…。
まぁそれでも煙が逆光で光った感じはイメージ通りでした。
RAW現像とトリミングで何とか見れるカットに(^_^;)

SL冬の湿原号 釧網本線 美留和-川湯温泉
2012 SL冬の湿原号 美留和
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
170mm(35mm 換算:255mm)1/1250 f9 +1.5EV ISO200 WB:5560K


さて、通り過ぎて石山へ向かう『湿原号』。石山セクション手前の直線でめいっぱい吹かして煙が立ち上がりました。
そう、石山の煙は手前でおこしていたんですね…。
今年は風に煽られることなくキレイに立ち上がったでしょうか?
撮影場所からはカーブの先までは見えませんでしたが…。

当初は釧路川で最後の撮影をしようと思いましたが、そこそこ天気も良かったので茅沼温泉の先にある『蝶の森展望台』へ行くことに。
ここはキャンプ場の駐車場からきっちり30分はかかる場所。
15時過ぎに茅沼温泉に到着。
一応不測の事態を考え、スノーシューで歩き出しました。
遊歩道は結構歩いた跡があったのでシューがなくても問題ありませんでした。
最初の展望台から更に湿原の中の細い木道(雪で隠れていますが…)を伝って、奥の観察展望台へ。
予想通り30分かかりました(^_^;)
さすがに足場の良くない場所を2km程歩くと疲れます。
何より驚いたのは先客が一人いたことです(笑)
去年は自分一人だったんですけどね。

低い山の向こうに日が沈むので、日没よりも早くに太陽が落ちてしまうのが難点です。
湿原号が通過する頃はかすかに赤く染まる程度で、やはりこの季節は厳しいものがあります。
3月下旬に予定されている2回目の延長運転時にはいい頃合いになる予感がします。
敢えてNDフィルターでスローシャッターでブラしてみましたが、離れていたせいであんまり効果なかったかも!?
それでもRAW現像時にホワイトバランスをイジって仕上げてみました。

SL冬の湿原号 釧網本線 茅沼-糖路(蝶の森展望台)
2012 SL冬の湿原号 蝶の森
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO + ND-8フィルター使用
34mm(35mm 換算:51mm)1/20 f5.6 -0.5EV ISO200 WB:9000K


翌日曜日は、息子に見せに連れて行かなければならないのであんまり追いかけられないのですが、その模様は次回へ…。

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ラベル:sl 釧網本線 撮り
posted by 鉄ネット・タカ at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ┃┣SL冬の湿原号特集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月20日

【いよいよ】SL冬の湿原号2012【開幕】

明日、1月21日より道東冬の風物詩でもある『SL冬の湿原号』の2012年の運転が開始されます。
21、22日は毎年恒例の川湯温泉までの延長運転で、ここ2年ほど撮影に出かけている『石山』で撮ろうかと思っていたんですが、年々木々の枝ぶりが凄いのと、どうもアングル的に飽きてきた感じがしたので、今年はパスしようかと思っています。
この場所で撮影を考えています。
釧網本線 4730D
多分、煙モクモクで通過してくれるんじゃないかな?と思ってますが、この付近を走っている所を見たことないので何ともいえませんが(^_^;)

後は天気ですか…。
候補地は通過時刻の頃は【真逆光】になってるはずなので、できれば薄曇り程度だと良いですね。
今のところの天気予報では『曇りのち晴れ』です。
気温も昼間は-5℃程度なので、あんまり厚着すると逆に汗かいてしまうかも!?
2012/1/21の天気予報
今夜のJAL最終便や、札幌方面から夜通し走ってきたりと、多数のファンが訪れると思いますが、くれぐれも事故のなきよう…。

ちなみに『湿原号』の運転計画ですが、今年はなんと3月にも川湯への延長運転が計画されていて、3月19(月)・20(祝)です。
また、1月30(月)・31(火)日は逆向き運転、翌2月1日(木)は逆向きの『重連』、2/27(月)は通常『重連』で運転される予定です。
目玉運転が全て平日というのが、一般の社会人には厳しい設定ではありますが、逆をいうと『激混み』は避けられるので、比較的ゆったりと撮影できるのかもしれません(確証はありませんが…)
北へ向かう『湿原号』を撮影しようとすると、逆光で撮影することになるので、『逆向き運転』は要注目です。
こちらは帰りが正面を向いているということで、逆に日が傾いてきた太陽を受けて走る姿を撮影することが可能なのです。
詳しい運転案内等はJR北海道釧路支社の『SL冬の湿原号』特設ページをご覧ください。
http://www.jrkushiro.jp/sl2012/sl2012.html

ところで、『大晦日のエントリ』で、国鉄色(原色)のDE15-2526、2527号機のどちらかが『ノロッコカラー』に塗り替えられたかも!?的なことを最後に書いてますが、正月休み中に湿原号補機の通称『赤ガマ(DE15-2510)』を釧路車両所内で見かけたので、これが確定した模様です。
自分は遠目に一度見ただけなのですが、どうやら『DE15-2527』が塗り替えられた模様です。
多分、従来の『DE10-1610』と交代交代の運転になるでしょうから、同日(1/21)運転が開始される、『オホーツク流氷ノロッコ号』で牽引デビューするんじゃないでしょうか??

原色時代のDE15-2527
DE15-2527

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ラベル:撮り 釧網 sl 湿原号
posted by 鉄ネット・タカ at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ┗撮りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

【Nゲージ】レッドベアーに昂ぶる【汚し】

頂き物だったDE15、DD51に続いて、いよいよ『新品購入したブツ』のウェザリングを施しました。
といってもやり始めたのは11月で、その後ほったらかしにしつつようやく12月下旬に竣工しました(笑)

今回の車輌は現在北海道のJR貨物の主力機で、自分も撮影することの多いDF200レッドベアーです。
KATO DF200-57 02
今回はDD51制作後に購入したタミヤのスミ入れ塗料(web)のブラックとブラウンをとっかかりとして使用しました。
これはエナメル塗料を極薄に調合されたもので、キャップについている筆でスジにいれるとそのままスミ入れが出来るシロモノ。
ボディにはブラックを、『ガイア・マルチプライマー』で下地処理した足回りにはブラックとブラウンで塗ったくりました。

前回の鉄錆汚れの色も調色し直しました。もう少し明るめのほうが良いか?と思い、「XF64 レッドブラウン」をメインに少しだけ「XF9 ハルレッド」「XF84 ダークアイアン」を少し足しました。
彩度的にはハルレッドのほうが明るいんですが、赤みが強いんですよね。
スス汚れのほうは前回調色して残してあったやつをそのまま使いました。
KATO DF200-57 01
サイドのルーバーは、スミ入れ塗料でやったんですが、ちょっとやり過ぎました(^_^;)
結局これに合わせる感じで吹き付けしたので、実際のDF200もここまで汚れるまで走らせないだろう(^_^;)というくらいまで汚してしまいました…。
この辺の『サジ加減が非常に難しい』ですね〜。

東京出張の時に赤羽の『ヤマナカ模型』で中古で見つけた、初期型『DF200』との比較です。
買ってから気づいたんですが、初期モデルは『手すりがモールド』なんですね…。
ただ、赤いJRFロゴはコレしかないですから致し方ないか!?
ちなみにホンモノでも現在赤ロゴのDF200はありません。2号機はホイッスルにカバーないのがポイント
比べるとDF200-2はおもちゃっぽく見えちゃいますね(笑)
KATO DF200-57 03
下は前回施工したDD51とのツーショットです。
ほんの数年前までは新富士駅(現・釧路貨物駅)でもこんな姿がヤードで見れたのですが…。

話は変わって、僕の『模型師匠であるHide工場長』さんに、コキのテールライト点灯加工をお願いしたら快くやっていただけました(^_^;)
ついでにカトーのコキ106も送ってみたり…。(テール加工してもらったのはトミックスのコキ102)
こちらに自前作品の制作過程を公開されているので是非ご覧下さい→『Hide車輌工場・コキ解像編』
コキ102 107 
ウェザリングもやってもらったんですが、コキそのものも去ることながら、コンテナの汚しや傷、タッチペンなど細かい部分まで手を入れて下さいました。
特に、フォークリフトでコンテナを隣に積み込む際にコンテナの角で当ててしまうという、コンテナ妻面の擦り傷なんて普通気づきませんよ(^_^;)
ここでやってもらったウェザリングの手法は今後自分で施工するときに大いに役立ちそうです。

先日、久しぶりに『お座敷レイアウト』を作って走らせました。
年末に購入した『カント付ワイドPCレール』に乗せたらリアルな傾きになりますね〜。
コキ テールライト点灯加工
このテールライトの部分に注目です!
こんな豆粒なパーツ加工、自分にはまず出来ない芸当。
Hide工場長様にはこれからも色々とご教授願いたいです!

【Hide車両工場】http://hidesake.atukan.com/

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posted by 鉄ネット・タカ at 11:23| Comment(4) | TrackBack(0) | 鉄道模型 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする