本来ならばJRで行きたいところですが、費用もかかるのでクルマでの旅です。
早朝釧路を出発し、千歳のアウトレットモール・レラで買い物した後に札幌市内へ。
僕と息子の念願だったJR北海道苗穂工場内にある『北海道鉄道技術館』を見に行くことに。
途中娘が寝てしまったために、嫁さんと娘はクルマでお留守番。
この『鉄道技術館』は第2第4土曜日の午後しか開いていないので、小さい博物館ながらあまり知られていない存在です。
昨年夏に札幌旅行した時は開館日じゃなかったので見ることが出来ず…。
今回ようやく念願叶ったという感じです。
3月最終の週末にもかかわらず、雪がわさわさ降っていて寒かったです。
工場の守衛室で案内されていざ潜入。
技術館は工場の中のど真ん中にあるので、工場内を歩けるというのが何とも言えないです。
途中には昔から使われているレンガ造りの車庫や、JR貨物専用の検車庫などあって雪にまみれながらも最初からテンション高くなる感じです。
技術館に使われる建物もレンガ造りの歴史的なモノ。
建物横にはDMVやC62-3が動態保存されています。
シロクニは夏場以外はシート養生されているので、あの巨体を見ることができませんでしたが、そばの留置線に731系電車がいたり。

館内に入ってまず向かったのは、鉄道模型のジオラマ。
小さめのNゲージレイアウトではアルファコンチネンタルExpが疾走していました。
奥にはHOサイズのジオラマ展示がされていて、その中の283系が疑似運転室で実際にコントロールできるといいうことで、施設の方の指導の下運転にチャレンジ。
運転台横にはスーパー北斗2号(5002D)の運行表が掲示されていて中々本格的でした。

悪天候だからか、元々マイナーな場所なのか分かりませんが、お客さんもあまりいませんでした。そのおかげで後でまた運転すること出来たのですが。
HOレイアウトはJRタワーなんかもあって札幌駅風な作りで、自動運転でC11の旧客列車が走行。
またDMVも置かれていました。
メインエントランスには、キハ82と『アルコン』キハ59のカットモデルが。
運転席に座ってヘッドライトやテールライトを点灯させたり自由に見学することができます。

『TOMAMU』のエンブレムが懐かしい(笑)
隣には『フラノエクスプレス』のエンブレムも飾っていました。
他にも壁一面に模型や、各種グッズ。何より新車製作時のパース画(イメージイラスト)の現物が貼っていて感激。
また、781系の側面方向幕、ヘッドマークを切り替えて操作できるものもあって子供達がひっきりなしにいじってました。
奥にはパンタグラフや実物台車、ディーゼルエンジンなどがあり、ロフト風の2階にはSLのプレートや部品、苗穂工場の歴史なんかの展示があって、小さいながらも1時間以上楽しめました。
無料なので、夏にまた訪れたいですね。
入口向かいの検車庫はJR貨物用で中にDF200レッドベアー2台が検査に入っていて、外にはDD51の『赤影』が。

工場入口そばにあるキハ160-1改造のハイブリッド気動車のテスト車輌の前で職員さんに写真撮ってもらいました。
詳しい開館案内などは苗穂工場のホームページをご確認ください。
http://www3.tky.3web.ne.jp/~jrnaebo/

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