さて、今年3月に『SL冬の湿原号のC11』と台湾のSL『CK124』が姉妹列車提携を結んだ話は以前レポート(【台湾】SL列車が姉妹提携【SL】参照)しましたが、この程台湾で一番有名な(多分…)鉄道雑誌『鐵道情報-Rail News』誌(中華民國鐵道文化協會 刊)の最新刊206号にて、巻頭特集が組まれました。

(C)[鐵道情報]中華民國鐵道文化協會
レポートは、「釧路臨港鉄道の会」札幌支部のM氏(台湾通)が執筆されて、姉妹列車提携に至るまでの経緯から、当日の様子が6ページに渡り詳細に報告されました。
そこで、会として当日撮影した写真を提供したわけですが、僕が撮影した写真も数点使って頂くことになりました。
表紙の写真も、当会の事務局長兼写真部のJ氏のものです。

(C)[鐵道情報]中華民國鐵道文化協會
僕の写真は1ページ目、5ページ目(画像右側項)の左中段、右下段の写真、また6ページの下段(下画像)に使ってもらいました。

(C)[鐵道情報]中華民國鐵道文化協會
当然、中国語は分からないので事前にM氏から頂いていた日本語原稿のゲラを見ながら対比する感じではありますが、JR北海道釧路支社と台湾鐵路管理局の熱い想いがひしひしと伝わってくる内容です。
釧路と台湾は、昨年『タンチョウ』を寄贈したこともあって、急速に関係を深めています。
その中で会のメンバーに台湾在住のライターである片倉佳史氏(もちろん札幌のM氏も)を通じて、鉄道での交流を提案され、JR北海道釧路支社の矢崎支社長の英断により実現しました。
そんな中、つい先日の6月9日の台湾鉄道開業125周年記念行事に合わせて、北海道からの訪問ツアーが実施されて、当会からも会長のH氏始め数名が参加してきました。
台湾国内でも中々見ることが出来ない施設や車両をこれでもか!というくらいVIP待遇で視察させてくれたようです。
その中でもサプライズ企画が、『まりも』や『オリジナルおおぞら』のヘッドマークを付けて台湾の気動車(日本車輌製のキハ54に似た車両です)が走るなんてことも(笑)

ツアーに参加されたJR北海道釧路支社 矢崎氏から頂いた写真です。
そんな鉄道による日台交流に尽力された、矢崎支社長もこの6月で支社を退任されることになりました。非常に名残惜しいのですが、今後はJR北海道関連の旭川ターミナルビル社長として、駅周辺の再開発事業に取り組まれるとのことなので、新任地でも持ち前の『親分気質(笑)』で頑張って頂きたいと思います。
JR北海道本体からは離れてしまうので難しい面もあるかもしれませんが、これから先旭川界隈でも『面白い鉄道企画』が出てくるかもしれません(笑)

釧路臨港鉄道の会主催による、矢崎支社長送別会にて、会から姉妹列車記念写真を贈らせて頂きました。
さて、この『鐵道情報』誌、日本では東京の『書泉グランデ』、大阪の『旭屋なんばCITY店』にて購入することができるようです。
東京or大阪在住の方、機会あれば手に取ってみてください。
『鐵道情報-Rail News』http://railnews.tw/
当会Y氏のWebサイト『東アジア鉄道イソウロウ事務所』http://homepage3.nifty.com/bong-seol-gang/
当会片倉氏のWebサイト『台湾特捜百貨店』http://katakura.net/

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