2012年08月29日

【ルパン列車】別寒辺牛湿原 鉄道模様【クリスタルExp.】

1年ぶりに厚岸方面に撮影に行きました。
8月25日の土曜日に、全国の学生を乗せた『北方領土視察』を目的にしたツアーの列車で、クリスタルエクスプレスが花咲線に入線とのことだったので、久しぶりに出かけました。

厚岸町の、海沿いエリアでちょうど昆布干し作業が最盛期ということで、長年撮ってみたかった『絵』を撮影することができました。

作業している漁師さん家族に撮影許可をいただき干し場の中へ。
昆布干しと列車のコラボは日高線が有名ですが、あそこのように線路脇まで接近してるわけじゃないので、アングルに苦労しました。
撮影した画像をiPhone 4のアプリで加工。

花咲線5635D(キハ54) 根室本線 厚岸-門静
昆布干しとキハ54
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
19mm(35mm 換算:28mm)1/640 f8 ISO200 WB:5560K
iPhoneアプリ「Instagram」にて加工


時間になっても通過しないので不審に思ってましたが、10分遅れくらいで通過。
ちょうどこの列車が、釧路駅で「スーパーおおぞら」と接続取るダイヤだったので、引きずられて遅れた模様です。半年以上続いている石勝線内トンネルの減速運転ですが、こういった地方にまでダイヤの乱れを引きずるのは何とかならないもんですかね??
※JRの中の人の話では、秋頃(10月ダイヤ改正時!?)には通常ダイヤに戻るようなことでしたが…。

5635Dと厚岸で交換する上り列車も当然遅れます。
こちらは、望遠で手前に昆布を入れて、中井精也カメラマンお得意の『ゆる鉄』風な低彩度の仕上げにしてみました。
ちなみに、仮設トイレの管理ナンバーが『ミニクーパー(3298)』でしたw

花咲線5632D(キハ54) 根室本線 厚岸-門静
昆布干しとキハ54 2
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
200mm(35mm 換算:300mm)1/640 f86 ISO200 WB:5560K
オリジナル・ピクコン『ゆる鉄風』


当初ここでクリスタルを撮ろうと思ったんですが、4両編成だと画面が煩雑になりそうだったので、尾幌方面に戻り、国道脇から撮影することにしました。

クリスタルExp.(9045D) 根室本線 尾幌-門静
クリスタルExp 尾幌-門静
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
135mm(35mm 換算:202mm)1/500 f86 ISO200 WB:5560K


この列車は厚岸で30分程停車するので、その間に別寒辺牛湿原を望む法面へ。
有名な「水鳥観測センター」脇ではなく、その手前の駐車帯の斜面です。

厚岸でクリスタルと交換する列車は、『ルパンラッピング仕様』のキハ54でした。
考えたら、この車輌を撮影するのも3度目とかなり少ないです(^_^;)
派手なデザインになってますが、単調な湿原風景の中で逆に良いコントラストを放っていました。

花咲線5634D(ルパンラッピング車輌) 根室本線 糸魚沢-厚岸
別寒辺牛湿原をゆくルパン列車
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) +Ai AF-I Teleconverter TC-14E
270mm(35mm 換算:405mm)1/800 f5.68 ISO200 WB:5560K


かなり遠くから見渡せるので、望遠レンズであれば色々なカットが撮影できます。
厚岸湖に注ぐ尾幌川のガーター橋が良いアクセントになりますね。
別寒辺牛湿原をゆくルパン列車2
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) +Ai AF-I Teleconverter TC-14E
220mm(35mm 換算:330mm)1/800 f5.6 ISO200 WB:5560K


数分後、厚岸で交換したクリスタルExp.がやってきました。
個人的には、釧路湿原よりも別寒辺牛湿原のほうが『鉄道写真』として見た場合は絵になるような気がします。

クリスタルExp.(9045D) 根室本線 糸魚沢-厚岸
クリスタルExp 別寒辺牛湿原
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
105mm(35mm 換算:157mm)1/500 f5.66 ISO200 WB:5560K


本当なら、今月末まで走っている『北太平洋 花と湿原号(キハ183お座敷)』も撮影したかったんですが、運転終了まで行けないのが残念です。

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2012年08月21日

【お盆休み】特急ヌプリ【撮りテツ】

翌日はあいにくの天気。
当初はニセコ方面までドライブして、羊蹄山と『特急ヌプリ』を撮影したいと思ってたんですが、天気予報は『雨』…。
予定を変更して、朝里方面にクルマを走らせました。
海と函館本線が隣接するエリアで撮影したいと見て回ったものの、ちゃんとロケハンしてないので有名な撮影地すら見つけることができず…。うろうろしてる間にヌプリの通過時間が迫ってきました。

結局諦めて、小樽の先へ行くことを決意。
塩谷駅のそばに跨線橋があるのをみつけて(地図で)走らせるものの、小樽駅で8分停車してたインターバルもむなしく塩谷駅にたどり着いた時にはヌプリは駅のホームに…。
しかも外はザァザァ降り_| ̄|○

せめてもの救いは列車交換待ちで停車してたこと。
蘭島寄りの踏切で撮影することに。
先に交換する下りの普通列車が来ました。

2929D(キハ150)函館本線 蘭島-塩谷
函館本線キハ150
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
120mm(35mm 換算:180mm)1/160 f5.6 ISO400 WB:雲天


2929D…、一瞬日本最長普通列車の『2429D』に見まごう列車番号です(笑)

普通が塩谷に停車した後、ヌプリが発車してきました。
本意ではないものの、とりあえず撮影出来たから良しとしますか…。
釧路在住なんで、こっち方面で撮影する機会はほとんどないですから。

特急ヌプリ(キハ183)函館本線 塩谷駅
ヌプリ1
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
105mm(35mm 換算:157mm)1/160 f5.6 ISO400 WB:雲天


RAW現像時に、WB変更と傾き付けてトリミングしてみました。
ヌプリ2
Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
140mm(35mm 換算:210mm)1/160 f5.6 ISO400 WB:高演色蛍光灯

帰りは札幌に一旦出て、東区の模型店『トイメイツ』を冷やかしつつ、雨の中をえっちらおっちら釧路に向けて帰りました。

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2012年08月20日

【お盆休み】プラレール博&小樽鉄道博物館

前回エントリの翌早朝、釧路を出発して一路札幌へ。
浦幌(といってもほとんど本別)から札幌まで高速で繋がったおかげで、無理せずに4時間ちょっとで道央圏に行けるようになって便利な世の中になりました。
札幌南ICから新札幌駅へ。
買い物班の嫁さん&娘を降ろして、息子と近くのアクセス札幌へ。
ここで開催されている『プラレール博』に行ってきました。
僕が行くのは初めてですが、4歳の息子は3年連続です(笑)

気温27℃ということもあり、エアコン動いてるのかどうかわからない開場は人混みもあって熱気に包まれていました。
会場の入口付近には歴代のプラレールがショーケースに展示されてました。
写真は、貨物列車系のブース。初期型のDD51(山吹色でした)とか見れて良かった(笑)
プラレール博1
会場内は巨大なプラレールのレイアウトや、巨大プラレールが。
写真でしか見たことなかったんですが、このプラレール、プラではなくてバルーンで出来ていてビックリ(^_^;)

ゲーム(オカネかかります…)や会場限定のプラレール(EF66+25系はやぶさ目玉おやじキハ40)なんかを買わされてしまいました(^_^;)
人混みと暑さで1時間弱で脱出…。
ほぼ入れ違いで、帰省していた臨鉄メンバーの知人も家族で来てたみたいです。

その後、数日前に札幌の知人から教えられていた大谷地のリサイクルショップへ。
TOMIXのフラノエクスプレスの中古品が3500円だったので思わず購入。
流石に年代物なので、ロゴマークのステッカーは若干ヤレてましたが、値段が値段なので…。
フラノエクスプレス
午後は札幌駅で女性陣をピックアップし小樽方面へ。
乗りテツしたいという息子のリクエストで、銭函駅で3人を降ろし一人で小樽駅に…。
子供二人を引率して疲れ気味の嫁さんでしたが、まだまだ鉄ネタは続きます…。

子供の頃に1度だけ来たことがあった、手宮の鉄道博物館(今はリニューアルされて小樽市総合博物館になってます)へ。
当時は屋外展示しかなかったように記憶してますが、現在は立派な建物になってました。
小樽鉄道博物館1
SLしずか号やら歴代のサボなんかもあったり、開拓時代のジオラマも中々の出来でした。

屋外展示は過去に見た記憶がある車輌が。
今は北海道っぽい電気機関車といえば、EH500やED79なんでしょうが、僕的にはやはり岩見沢〜小樽を走っていたED76-500ですね。
それとキハ82。ちなみに再塗装状態になっていて、ホーム側の側面はすごい状況になってました(笑)
小樽鉄道博物館2
撮りテツする息子たちと色々見て廻りました。
キハ56を見るのも息子は初めてです。
予算が厳しいのか、どの車輌もヤレ具合がハンパありません…。

SL(アイアンホース号)列車に乗る家族を撮影するのに、自分は走行写真を(笑)
走行といってもほとんど人が歩くスピードの徐行ですが。
小樽鉄道博物館3
夕方近くになってもまだまだ暑い会場を後にして、その先の祝津にある『おたる水族館』に行って本日のイベントは終了です(^_^;)
ようやく18時半くらいに小樽駅前のホテルに入りました。

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2012年08月18日

【お盆休み】霧の運炭列車【撮りテツ】

毎年お盆の時期に、春採湖のほとりで『春採湖水まつり』というのが開催されるのですが、そこのフィナーレを飾るのが花火大会。町内会クラスのお祭りなので規模は小さいのですが。
以前、知人からその花火と春採駅に停車している運炭列車のコラボ写真を見せてもらったことがあって、是非とも撮ってみたいと思い、開催日の8月11日の夕方釧路市内へ向かいました。

ちょうど同じ時に、『テツ男テツ子の部屋』でもお世話になっているFMくしろさんの『夏祭り』も開催されていたので、ステージ脇のスタッフさんにご挨拶してきました。
さて、春採駅に着いたものの、釧路の夏らしい『濃霧(地元ではガスと呼びます)』
とりあえず、夕闇の霧に包まれた運炭列車でテスト撮影してみました。

太平洋石炭販売輸送 D401 春採駅
霧の運炭列車 1
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
45mm(35mm 換算:67mm)8sec f11 ISO200 WB:5500K


なにせ霧がかかってるので、どの辺りに花火が上がるのか見当もつかなかったのですが、列車の背後に春採湖が並ぶような構図を決めてみました。

予定の19時を少し過ぎた時に「ドーン!パラパラパラ…」という花火の音が聞こえ出しましたが…。

霧(写真よりもずっと濃いです)のせいで花火の光はまったく見えず…。
時折空が軽く閃光するのみ…。

15分程続いたものの、結局音だけの花火大会になってしまいました…。

せっかく来たので(笑)、クルマのヘッドライトでD401機関車を照らして撮影してみました。
この機関車の特徴でもある、ロッド式の動力台車に光が当たって特徴がよく分かります。

太平洋石炭販売輸送 D401 春採駅
霧の運炭列車 2
Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
17mm(35mm 換算:25mm)8sec f11 ISO200 WB:高演色蛍光灯

来年こそは天気に期待してリベンジしたいですね〜。


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posted by 鉄ネット・タカ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ┗太平洋石炭販売輸送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月08日

【2年ぶり】釧路運輸車輌所祭り開催

昨年は、「Sおおぞらの火災事故」等の影響で開催が中止された『釧路運輸車輌所』の一般公開ですが、今年は無事に開催されることになりました。
例年ですと鉄道ファンというよりも、地元の子供連れの方々が来られる割合が多いのですが、今年は開催日早朝に、リバイバル運転された『急行まりも』が釧路に到着していたこともあって、列車に乗ってきたファンや撮影に訪れていたファンが足を運んでくれていました。

僕がお世話になっている【釧路臨港鉄道の会】でも、検修庫でNゲージ運転会をすることになっているので、準備のために一足早く車両所に入りました。
搬入場所にクルマを進めたら、普段283系がメインテナンスされている車庫に、朝到着したばかりの『まりも』が休んでいました。
車庫のゲートから顔を出すスハフ14は現役時代を彷彿とさせる佇まいでした。

さて、メンバーが集合して検修庫へ模型一式をみんなで搬入。
その後会議テーブルをロの字に組んで四角いオーバル複複線を設置。
2年ぶりということで、模型部長のS氏も気合い入りまくりです。

メインテナンスの関係上、『まりも』は公開されませんでしたが、この日(7月21日)から花咲線で運転されるお座敷仕様のキハ183系『北太平洋花と湿原号』『くしろ湿原ノロッコ号』と隣り合わせになっていたり、今や釧路車両所の看板車輌となった首都圏色のキハ40-777が、釧路駅とのアクセス列車(無料)に使われるなど、JR釧路支社さんの心意気が感じられました。
釧路車両所公開2012 1
『SL冬の湿原号』の補機で使われているDE15-2510(通称赤ガマ)も展示。
写真にはありませんが、DE15の体験試乗も行われました。

鉄道模型が展開される検修庫では、キハ40やキハ54が検査に入っていて、再塗装されたエンジンなどが展示されていました。
釧路車両所公開2012 2

開場と共に鉄道模型コーナーはちびっ子達に大人気でした。写真は閑散としてますが、これは一段落付いたときに撮影したからです(笑)
釧路車両所公開2012 4
釧路界隈は都会と違って鉄道熱は熱くないのですが、それでも小学校低学年までの子供達にはそこそこ興味があるらしく、地元の『Sおおぞら』『Sとかち』『Sカムイ』、あとはやはり新幹線車両なんかが人気高かったです。

メンバーも思い思いの車輌を持ってきて走らせていましたが、キハ22+キハ56といった編成に喜ぶのはメンバー始めおじさん連中のみ(笑)
僕が持ち込んだDF200+コンテナ列車は、普段新富士駅で通りすがりに見る機会が多いのか、かなり子供達のウケは良かったです。
釧路車両所公開2012 5
自宅では中々これだけの直線は設置できないので、長大編成を走らせるのはいいですね。

途中、息子達が見に来たので、ミニおおぞら列車に乗ったりしました。
これは検修庫の隣に設置されているのですが、目玉は『トラバーサー』の上を鉄橋風に走るところがマニアックで、ちびっ子に紛れて大人達にも人気でした。
釧路車両所公開2012 3
また、鉄道模型コーナーの隣では、車両所から出てきた釧路機関区開設当時の写真やメンバーで持ち寄った管内の列車の写真パネルを展示しました。

混み合うのは午前中で、午後は人出も落ち着くんですが、終盤には知人でもある釧路市の副市長K氏も来て下さいました。
会の飲み会にも一度来てもらったこともあり、模型コーナーでは僕を含むメンバー数人から、『熱いテツ模トーク』をたっぷりとレクチャー(笑)
やはり、地元自治体の幹部ということで、メンバーK氏のオリジナル改造作品である、『太平洋石炭販売輸送』の運炭列車に興味津々でした。
釧路車両所公開2012 6
貨車に積載されているのが、【ホンモノの太平洋炭】と聞いて2度驚いてました(笑)
このときの模様はK副市長の個人ブログでも紹介してもらいました。

是非ご覧下さい。
【北の心の開拓記 釧路編 2012年7月22日エントリ】

秋には『釧路市立博物館』での模型運転会も予定されていますので、地元の方は是非そちらにも足をお運びくださいね。
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posted by 鉄ネット・タカ at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄ネタ色々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする