8月25日の土曜日に、全国の学生を乗せた『北方領土視察』を目的にしたツアーの列車で、クリスタルエクスプレスが花咲線に入線とのことだったので、久しぶりに出かけました。
厚岸町の、海沿いエリアでちょうど昆布干し作業が最盛期ということで、長年撮ってみたかった『絵』を撮影することができました。
作業している漁師さん家族に撮影許可をいただき干し場の中へ。
昆布干しと列車のコラボは日高線が有名ですが、あそこのように線路脇まで接近してるわけじゃないので、アングルに苦労しました。
撮影した画像をiPhone 4のアプリで加工。
花咲線5635D(キハ54) 根室本線 厚岸-門静

Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
19mm(35mm 換算:28mm)1/640 f8 ISO200 WB:5560K
iPhoneアプリ「Instagram」にて加工
時間になっても通過しないので不審に思ってましたが、10分遅れくらいで通過。
ちょうどこの列車が、釧路駅で「スーパーおおぞら」と接続取るダイヤだったので、引きずられて遅れた模様です。半年以上続いている石勝線内トンネルの減速運転ですが、こういった地方にまでダイヤの乱れを引きずるのは何とかならないもんですかね??
※JRの中の人の話では、秋頃(10月ダイヤ改正時!?)には通常ダイヤに戻るようなことでしたが…。
5635Dと厚岸で交換する上り列車も当然遅れます。
こちらは、望遠で手前に昆布を入れて、中井精也カメラマンお得意の『ゆる鉄』風な低彩度の仕上げにしてみました。
ちなみに、仮設トイレの管理ナンバーが『ミニクーパー(3298)』でしたw
花咲線5632D(キハ54) 根室本線 厚岸-門静

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
200mm(35mm 換算:300mm)1/640 f86 ISO200 WB:5560K
オリジナル・ピクコン『ゆる鉄風』
当初ここでクリスタルを撮ろうと思ったんですが、4両編成だと画面が煩雑になりそうだったので、尾幌方面に戻り、国道脇から撮影することにしました。
クリスタルExp.(9045D) 根室本線 尾幌-門静

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
135mm(35mm 換算:202mm)1/500 f86 ISO200 WB:5560K
この列車は厚岸で30分程停車するので、その間に別寒辺牛湿原を望む法面へ。
有名な「水鳥観測センター」脇ではなく、その手前の駐車帯の斜面です。
厚岸でクリスタルと交換する列車は、『ルパンラッピング仕様』のキハ54でした。
考えたら、この車輌を撮影するのも3度目とかなり少ないです(^_^;)
派手なデザインになってますが、単調な湿原風景の中で逆に良いコントラストを放っていました。
花咲線5634D(ルパンラッピング車輌) 根室本線 糸魚沢-厚岸

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) +Ai AF-I Teleconverter TC-14E
270mm(35mm 換算:405mm)1/800 f5.68 ISO200 WB:5560K
かなり遠くから見渡せるので、望遠レンズであれば色々なカットが撮影できます。
厚岸湖に注ぐ尾幌川のガーター橋が良いアクセントになりますね。

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) +Ai AF-I Teleconverter TC-14E
220mm(35mm 換算:330mm)1/800 f5.6 ISO200 WB:5560K
数分後、厚岸で交換したクリスタルExp.がやってきました。
個人的には、釧路湿原よりも別寒辺牛湿原のほうが『鉄道写真』として見た場合は絵になるような気がします。
クリスタルExp.(9045D) 根室本線 糸魚沢-厚岸

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
105mm(35mm 換算:157mm)1/500 f5.66 ISO200 WB:5560K
本当なら、今月末まで走っている『北太平洋 花と湿原号(キハ183お座敷)』も撮影したかったんですが、運転終了まで行けないのが残念です。

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