通常金華駅近くの林道(常紋信号所を経由し、146kpに抜ける林道)からアクセスするのが一般的のようです。
ただこちらの場合は林道から斜面を降りて沢を渡り線路淵を少し歩いて撮影地の斜面を登らないとならないので、結構な体力を要すと思われます。
こちらの行き方については【ezoほたるさんのサイト】をご参考にしてください。(地図上オレンジの破線)
今回紹介するのは、留辺蘂市街から北へ抜ける林道を使って撮影ポイントの至近距離までクルマで行くルートになります。(地図上ブルーの破線)

釧路から留辺蘂までのルートは「生田原-金華 (146キロポスト)」参照のこと。
留辺蘂市街の国道242号と国道39号の交差点(角にセイコーマート有)を直進します。(国道39号を北見方向から来た場合は右折)
石北本線の踏切を越えたすぐの道を右折し、その先2つ目のT字路を左折し「無加川」の橋を渡ります。
そのまま道なりに北上して(段々細くなり途中でダートになります)2.5km程走ると左に出てくる「熊ノ沢林道」に入ります。
3.5km程先の二股状の所を左方向へ。1.5km程走るとヘアピンカーブが出てきて、その先のストレートを400m程進んだ所の脇道に斜め左方向へ入ります。
600m程度進んだ、2つ目のヘアピンカーブが目的地です。(カーブ外側に駐車スペース有)
笹藪の中を降りていくと、伐採された斜面(作業用の小道のなれの果てがあります)が出てきて、正面の線路右側が常紋信号所(A地点)、左手が金華方面(B地点)となります。
【作例/A地点】DD51 臨貨8071レ

Nikon D80 AF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G
90mm(35mm換算:135mm)1/800 f10 ISO800 WB:晴天
この場所から林道つたいに走り続けると常紋トンネルの上辺りで、金華〜生田原の林道にぶつかります。(20分くらいかかります)
が、かなりの悪路なので車高の高いSUV(ちなみに僕の足はスバル・レガシィアウトバックです)でなければ走破は難しいと思われます。
通常の乗用車で行く場合は、素直に留辺蘂市街へ引き返すのがお薦めです。
ルートは詳細にガイドしていますが、林道が何本か別れていますので、国土地理院のサイトで印刷して持っていくのをお薦めします。カーナビなどには表示されない道なのでこちらは参考になりません。
コンビニ等は留辺蘂市街に数件あります。
※この界隈はヒグマの生息地域ですので、熊の出没(積雪期以外)には十分に注意してください。
9月に運行された【SL常紋号】の時も出没事例があったようです。
熊よけの鈴、ラジオ等音の出るものを持参したほうが安全です。
ちなみに今年(平成20年)は、根室管内の根室本線沿線で数度ヒグマと列車が衝突する事故が発生しているので、列車が通る場所といっても安全ではありません。
参考書籍
【北海道鉄道撮影地ガイドNAVI-59】P120
【北海道鉄道撮影地ガイドBEST60+2】P102
【北海道貨物列車撮影地ガイドBEST50+3】P36
【お立ち台通信 vol.1―鉄道写真撮影地ガイド (1) 】P31-32
私のブログにトラックバックありがとうございます。私はこの夏から九州と北陸、北海道を鉄ちゃんの旅しました。そして一番気に入ったのが常紋です。撮り鉄やっていてこんなに楽しい所は他に無いと思いました。カメラやパソコンは素人ですがよろしくお願いいたします。
と思えば、石北の撮影地情報更新ですか!
地図付きでほんと分かりやすいですよね♪
常紋のこのポイントは熊+αに恐れ、挑戦できずに終わってしまいました・・・。
今回の150kp情報は私にとっては超が付くほどの貴重な情報です。何台もの車が入っているところは何度か目撃していますが、回りの鉄仲間に聞いても、イマイチそのルートがわかりませんでした。大変ありがとうございます。
これで挑戦できそうです、と言いたいのですが、かなりの悪路も予想されますね。私の腕、車では無理っぽいです。やはり倒れかけたカーブミラーから、かなぁ〜。では、また来ますね。
今年知り合った人で、レンタカーで(ビィッツ)で二人乗せ鉄ネット・タカさんのルートと思われる道で150キロに出た者がいました。ただ腹はガリガリこする、ぬかるんでいる、でしたが最悪二人に押させればいいなと思ったそうです。一人では絶対に行かないっと言ってました。あと熊さん情報はやはり150キロが多く、熊がそこを歩いているのを見た!なんてよく聞きました。鈴は効果ないそうですね、ラジオなど人の話し声が一番効果的らしいですよ。私は一度も見たことありません。