二日目の日曜日は、4歳の息子を連れての撮りテツ。
そんなわけで、あんまり…というか、
ほとんど『無理』はできません(^_^;)嫁さんと娘を釧路市内の実家へ降ろし、二人で釧路湿原道路を通り国道391へ。
朝から雪が降っていたせいか俯瞰気味なサルボ展望台や三角点、二本松には人影も見えませんでした。それでもサルボ展望台下の駐車場に3台ほど駐車していましたが。
当然シラルトロやルルランの牧草地にも人っこ一人いませんでした(^_^;)
前日の土曜日もそうでしたが、全体的に今年は撮影する人が減ったような気がします。で、着いたのは昨年も家族で撮影しに来た、
標茶郊外の牧草地で地元の乗馬クラブの方々がSLと併走するイベント会場。昨年は駐車場と馬が走るルートのみ除雪されていましたが、今年はなんと線路脇のお立ち台(撮影エリア)も除雪してくれていました。
(ちなみに除雪をボランティアで行ったのは標茶町内の建設会社さんです)約1時間前に到着した時は三脚も5〜6台と少なく、
昨年は横アングルで撮影したので今年は正面がちに撮影することにして線路に一番近い所にスタンバイしました。
すると、先に来ていた撮りテツ仲間のY君のそばに見たことあるような方が。
鉄道写真家の持田昭俊さんでした。
図々しくも挨拶させていただきました(^_^;)
持田さんは、幼少時より聴覚障害をもっていてお話も中々出来づらいのですが、精力的に作品創りをされている方です。
公式サイトはこちら→
http://www.mochida-photo.net/さて、このイベント会場では
地元の農家の方々が無料でホットミルクを飲ませてくれたり、パンやそばを売ったりしています。
標茶で交換する
『快速しれとこ』が通過する頃には数十人のカメラの列が出来ていました。
息子も雪にまみれながらお下がりのコンデジで準備万端!?です。っていうかハシャギすぎて、周りにご迷惑をかけしました(^_^;)
D300Sのほうは望遠で撮影、D90はNDフィルターを装着して流し撮りにチャレンジします。
まずは
『しれとこ』で練習。
トリミングしないと見れない…まだまだ修行が足りないですね…。
快速しれとこ 釧網本線 磯分内-標茶

Nikon D90 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO + ND-8フィルター使用
32mm(35mm 換算:48mm)1/25 f11 +0.3EV ISO200 WB:5500K標茶駅を発車する汽笛がこだますると、いよいよ
『冬の湿原号』がやってきます。
乗馬軍団の方々もスタート地点!?でスタンバイ。
しばらくして防風林の向こう側から煙が立ち上るとスタートです。
昨年同様馬のほうがどうも速いようです(^_^;)結局列車の前に馬がはいってしまい、昨年に引き続きイマイチな結果に…。
生き物相手とはいえ中々難しいです。
乗馬クラブの方々も色々とタイミングを図って走らせてるようなんですが、こちらも難しい感じでした。
SL冬の湿原号 釧網本線 標茶-磯分内

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
70mm(35mm 換算:105mm)1/800 f5.6 -0.3EV ISO200 WB:曇天雪が降ってたのでその辺は例年より冬っぽい感じが出ましたね。
軽い雪なのでレンズ周辺に巻き込まないように気を遣いますが…(^_^;)
手持ちのほうは…。
こちらも機関車だけ切り取って、まぁ何とか…(^_^;)
Nikon D90 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO + ND-8フィルター使用
26mm(35mm 換算:39mm)1/25 f8 -0.5EV ISO200 WB:5500KSLはスピードが遅くて(この時点で30km/hくらいか!?)、1/25秒でもあんまり流れないですね。ここのセクションは線路の手前にも低い木が立ってるので、流して目立たなくするというアプローチは悪くないんですがね〜。
本来はここで撤収というところですが、
どうも消化不良気味だったので思い切って弟子屈まで追いかけることに。
摩周駅を発車してすぐの
市街地にある踏切は、発車&上り坂ということで絶好の『煙モクモク』ポイントで人気があります。
降雪の影響か、そんなに人はいなくて早めに現地入りしているベスポジ狙いの方が数名。
それでも地元の普通の人々も入り乱れて通過する頃には10名以上になっていましたが。
雪が結構降っていたので、踏切脇にクルマを駐車させて
息子は車内から『見るテツ』。
僕は踏切の川湯側の誰もいない後ろから抜くことに。
三脚を設置するスペースがなかったので、一脚を使用して撮影です。
もう少し上に煙が立ち上がる部分を余裕持たせるべきでしたが、まぁ及第点ということで…。
SL冬の湿原号 釧網本線 摩周-美留和

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)+Ai AF-I Teleconverter TC-14E
240mm(35mm 換算:360mm)1/800 f5.6 -0.5EV ISO200 WB:曇天一緒にいたY君も撤収ということで、こちらもえっちらおっちら帰りました。
Y君が日の落ちた釧路川へ行くというのも話していたので、夕方一人で釧路川へ向かいました。
雪ということで前日よりも早くに日が暮れてしまい、釧路川橋梁に着いた時にはほぼ真っ暗(^_^;)
通常ですと左岸下流のお立ち台ポイントから撮影するのが定番ですが、左岸上流の岸辺(半分水に浸かってます)で。
ちょうど
橋の下から昨年できた釧路川河川敷の街灯が入る感じです。
先客はY君のほかに地元の撮りテツ!?の方が1名。
3人川に浸かって三脚を立てて…。湿原号が来る17時くらいにはもう、雪も半分雨というかみぞれ交じりになって、昼間のような雪の雰囲気はなくなってしましました。
外の二人はストロボと使用しての撮影。
自分は低速シャッターでブラすことにしました。
RAW現像時にホワイトバランスをいじくり、ブルーモーメントな感じに仕上げてみました。
SL冬の湿原号 根室本線 東釧路-釧路(釧路川橋梁)

Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
17mm(35mm 換算:25mm)1/10 f3.5 -0.5EV ISO1600 WB:グレーポイント使用(RAW現像時)標茶以北で湿原号を撮影するのも初日(の週末)だけなんですが、この
日の暮れた感じの釧路川を渡るのも延長運転の時だけ(釧路-標茶間の時は15時頃なので)なので、3人でイマイチだね〜と言いながら、また来年だなと笑っていました。
今年NDフィルターも購入したので積極的に
『流し』の練習したいなと思っています。

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