僕が所属している
『釧路臨港鉄道の会』がナビゲートする
『冬のSLと石炭のマチ・釧路』のツアーが今年も開催されました。
今回で4年目となるこのツアーは、
国内で唯一残る石炭列車を運行する『太平洋石炭販売輸送』の各施設の見学や撮影、また『SL冬の湿原号』の乗車や撮影をする2泊3日のツアーで、羽田・札幌発の2ルートから20数名が参加されました。
初日と最終日の一部に参加したので、その時の模様を。
初日の2月25日(土)は、釧路駅から専用バスに乗り太平洋石炭販売輸送の春採駅へ。
ここで、構内にいる石炭列車やディーゼル機関車を間近で見学しました。

当会のメンバー(石炭関係のスペシャリスト)から説明を受けながら、いろいろなアングルから撮影。
皆さん、思う存分に堪能していました。
普段はあまり出番のなくなった、
動力台車がロッド式という珍しい機構のD401機関車も数10mですがデモ走行してくれました。
太平洋石炭販売輸送 D401 デモ走行
Canon Powershot S95また
前後非対称のアメリカンタイプのDE601は春採側は普段貨車が連結していて、正面から見る機会というのがほとんどないので、これには皆さん喜んでいました。しかもヘッドライトまで点灯してくれるサービスも(笑)
この機関車は日本車輌製ですが、
元々海外輸出を念頭に開発された試作機(後に太平洋炭鉱へ払い下げ)だからか、
メーカーズプレートが英語表記になってるのが特徴です。

また、石炭貨車と連結する側は電気連結器を装備してすべて自動で機関車側から、ホッパ開閉作業や解放なども行います。(上の四角いのが電気連結器)
こういうのを間近で見れるのもこのツアーだけの特権です。
そんなこともあり、
参加者の半分以上は2回以上のリピーターだったりするのです。

DE601のチャームポイントといえば、この
『シャーク・プラウ(スノープラウ)』じゃないでしょうか?
正面から見るとカワイイですね(笑)

ツアーでは、この後釧路運輸車両所へ赴き、標茶から帰ってきたC11機関車のメンテナンスを見学しました。
僕は息子連れだったので参加できませんでしたが…。
夜は当会メンバーを含め参加者で懇親会を開催。
翌日曜日はSL乗車や撮影(こちらも不参加です)。
最終日の月曜日は、
『SL冬の湿原号』が重連運転ということもあって、ツアーの皆さんは釧路川橋梁で撮影をされたようです。
僕は上流側からシルエット撮影しましたが、接続した
『Sおおぞら1号』は30近く遅れたので、湿原号も15分程遅れて釧路駅を発車。
北からの風や結構トバしていったので、煙が立ち上らずイマイチでした…『SL冬の湿原号』C11-207+C11-171 根室本線 釧路-東釧路

Nikon D300S SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
40mm(35mm 換算:60mm)1/2000 f11 ISO200 WB:4550K対岸ではツアーのメンバーの方も見えました(笑)

ツアーの皆さんはこの後釧路製作所で保存されている蒸気機関車を見学しました。
僕は昼食を取って、石炭列車を撮影するポイントで、同じく先に来ていたメンバーの方を
撮影足場作りを(笑)
しばらくしてツアーのバスが撮影ポイントに到着。
皆さん思い思いのアングルでスタンバイ

撮影することを知っているので、運転士さんが
特別にヘッドライトを点灯させて走ってきてくれました。
太平洋石炭販売輸送 DE601 石炭列車(春採-知人)

Nikon D300S AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF)
140mm(35mm 換算:210mm)1/1250 f8 ISO200 WB:5560K風ノイズ入っていますが、コンデジで動画撮影したのでこちらもどうぞ。
DE601の独特のエキゾーストノートが堪能できます。
Canon Powershot S95ツアーではこの後、構内ナローを見学して夕方帰路につきました。
すぐにソールドアウトになってしまうこのツアー、多分来年も開催されると思うので、興味ある方は毎年年末頃のアナウンスをお待ちください。
『釧路臨港鉄道の会』ブログで告知されます。
http://d.hatena.ne.jp/kiha229413/
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posted by 鉄ネット・タカ at 10:46|
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