2012年04月03日

【信州乗りテツ】念願の碓氷峠鉄道文化むらでロクニに再会【Chapter3】

JRバスで軽井沢から碓氷峠を駆け下りて降り立ったのは横川駅。
20数年ぶりに訪れました。(前回は特急あさまで峠を下りました)
長野新幹線が開通して峠区間が廃止され、旧横川駅・機関区構内に『碓氷峠鉄道文化むら』という博物施設が出来ました。
当時の記憶も曖昧ではあったんですが、その後バイクのツーリングで何度か通ったことがあってバスが横川駅に着く直前は何となく見かけた風景でした。

構内の前半部分は子供向け?の施設になっていてミニ列車が走ったりしています。
しかし、その奥には往年の碓氷峠を駆け抜けた189系あさまやEF63が。
碓氷峠鉄道文化むら01
この施設の良い所はなんといっても、車内・運転席に入ることができるということでしょうか?
屋外展示がほとんどなので、それなりにヤレてはいるんですがそれでもその割にはよく保存されていると思います。
189系の運転席に入れて感激(笑)

そばにある車庫にはEF63とEF62が鎮座。
『碓氷峠といえばロクサン』ってことなんでしょうが、個人的にはEF62。
この機関車が電気機関車の中では一番好きなんです。
碓氷峠鉄道文化むら02
通常F型の機関車は通常の2軸台車が3つ(B+B+B)付いてるんですが、EF62は近代電気機関車(EF60以降)で唯一の3軸台車×2(C+C)。
何故かこのスタイルに惚れていて、昨年夏に始めた鉄道模型でも最初に購入したのは『KATO EF62一次型』です。
車庫ということで、現役時代に数回見た時は遠目でしか見れなかった台車が目の前で見れたのは感激です。

保存されている旧線の一部は現在体験試乗ができるようになっていて、ちょうどテスト走行が行われていました。
碓氷峠鉄道文化むら03
単機ではありますがハタからEF63の動く姿を見るのは初めての経験(当時乗ったあさま車内からは見れないので)。
すかざず録音してしまいました(笑)

碓氷峠 鉄道文化むら EF63試走 [1.08MB]download




奥のエリアは色々な機関車他の車輌が屋外展示されています。
とても全ては紹介できないのでほんの一部を。
EF63はやはり重連ということで、その状態で置かれています。
またDD51のトップナンバーが。
色がぶどう色だけじゃなく、顔つきやキャブ周りもほとんど量産型のDD51とは違います。もちろん実物見たのは初めて。
碓氷峠鉄道文化むら04
ロータリー除雪車は子供の頃にDD14を釧路機関区で見たことあったんですが、DD53は初めて。デカイ(笑)
そしてこちらは乗ったこともある非電化時代の八高線・川越線の主力だったキハ35です。
こちらはステンレスのリブが入ったタイプの900番台。
外開き(というのか…)の自動ドアが特徴ですね。

この施設は碓氷峠や高崎界隈に由来のある車輌だけじゃなく、国鉄時代の色々なものが展示されていました。
一つ目ライトのEF65-501。顔つきはEF60みたい。
旧型電気のEF59-1。デッキ式は青梅線などでEF15とかを何度か見たことがありますが、実物はやはり迫力ありますね。
子供の頃は古くさくて好きじゃありませんでしたが(笑)
碓氷峠鉄道文化むら05
常磐線で活躍したEF80やまさに『ゴハチブーム』を体験したEF58。
隣には関門トンネル専用機のステンレス車EF30なんてのも。

そんなに長時間いたわけではないのですが、じっくり堪能できました。
他にも鉄道模型や用品・部品の展示なんかも充実していて一日いても飽きずに楽しめるような場所でした。
暖かい季節に息子連れて来たいですね。

横川駅前には見覚えのある『おぎのや』の本店が。
今でこそ横川ならずとも上田駅あたりや高速道路SAなんかでも至る所で売られている『峠の釜めし』ですが、当時は本当に駅とここでしか売ってなかったんですよね。(後は駅弁フェアとか!?)

横川からの普通列車は湘南オリジナル色の115系。
やっぱこの色ですよね〜(笑)
信越本線148M 横川-西松井田 [5.37MB]download



信越本線115系
当初は高崎から普通列車のグリーンで帰ろうと思ったのですが、疲れもあったので特急券購入して『水上・草津4号』でひとっ飛び(でもないですが)することに。
185系もそろそろ引退が近づいてるんでしょうね。
テツ友は終着上野までの乗車ですが、僕は赤羽で下車。
友人を見送りつつ録音です(笑)
水上・草津4号(3004M) 赤羽発車シーン [1.45MB]download




ここで今回のウィークエンドパスの旅は終了。
今回は距離はそうでもないですが、JRだけじゃなく長野電鉄などの私鉄を堪能できたので楽しい旅になりました。
さて、次の遠出はいつになるやら…。

【碓氷鉄道文化むら】の詳しい情報は公式サイトをご覧下さい。
http://www.usuitouge.com/bunkamura/

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ラベル:碓氷峠 信州
posted by 鉄ネット・タカ at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣中日本乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

【信州乗りテツ】廃止の屋代線・上田電鉄ハーモニカ列車【Chapter3】

翌11月27日は長野電鉄の普通列車に乗って須坂へ。
須坂から3月末(つまり明日)で廃止になってしまう屋代線に乗車予定です。
長電普通列車
長野電鉄8500系 長野駅入線シーン [1.46MB]download




早めに準備が整ったので予定より1本早い電車で向かうことにしたら…。
何と途中で2000系とすれ違い…。
予定通りの列車に折り返すやつでした(^_^;)
とはいえ、仕方ないのでそのまま乗車することに。
乗ったのは元東急車輌の8500系。払い下げといってもまだ東急内でも現役車輌なのでなんだか凄いなぁなんて思いました。
車内メロディが、航空機の安全設備案内時のメロディに似てる気がするのは気のせい!?
長野電鉄 長野線201M 長野-信濃吉田 [10.9MB]download




途中下車した須坂駅には車両基地があって、先日乗れなかった『スノーモンキー』が車庫に入っていました。
留置線には引退したマルーン色の2000系や10系がいました。
須坂駅構内
駅周辺を散歩したりしてまた駅に戻ると、先ほどすれ違った2000系が戻ってきました。

廃止が正式アナウンスされた後とあって、屋代線にはそこそこの鉄道ファンが乗りにきていました。
こちらの車輌は元営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線の3000系(長電では3500系)。
初期のステンレス車っていう感じで雰囲気あります。
屋代線1
のどかな田園風景の向こうにはアルプスの山々があって、とても風光明媚な場所を走っていきます。

長野電鉄 屋代線411M 井上-錦内 [2.71MB]download




沿線の至る所でファンが撮影に来ていました。
屋代線2
時間的に朝一の新幹線で乗り継いでくると具合が良いのか、終着の屋代には大勢のファンが待っていました。
1度しか乗ることがなかったのですが、『葬式フィーバー』という程でもなくそこそこの雰囲気の中で乗れたのは良かったですね。

長野電鉄 屋代線411M 東屋代-屋代 [4.41MB]download




乗換えにそんなに時間もなかったので、すぐに『しなの鉄道』ホームに移動したのですが、そこから見える屋代線ホームも中々趣のあるものでした。
屋代からは10:07発1636Mに乗換え。写真撮り忘れたので、留置線にいた169系を(笑)
上田電鉄1
終着上田で下車して、今度は上田電鉄別所線に乗車です。
こちらは大学時代にまだ上田交通と呼ばれてた時代に一度乗ったことがありました。
長野新幹線開業時に高架ホームに移設されたということで、当時の記憶がまったくなく初めて乗る路線のようでした。

上田電鉄 別所線 上田-城下 [2.35MB]download




別所温泉はレトロな雰囲気の駅舎でした。
真新しい元東急の電車が何ともミスマッチです(^_^;)
駅脇にはかつて名物だった『丸窓電車』が保存されていました。
僕がその存在を知ったのは初期の『Rail Magazine』誌で西村慶明氏が連載していたイラストのページではなかったか?と思います。
上田電鉄2
折り返しの電車は、大勢の団体客が乗車してきました。
圧倒されていると、何やらハーモニカを持った駅員さんが登場して発車と同時に演奏が…。
どうやら上田電鉄では名物となっている『上田駅長のハーモニカ演奏』のようで、事前に配布された歌詞カードを見ながら、さながら車内は『歌声喫茶』と化していました(^_^;)。

せっかくなのでその一節を録音したので…。
上田電鉄 別所線 別所温泉発車&ハーモニカ演奏 [2.60MB]download



ほぼ満員状態だった車内も途中駅で団体客が下車した後は閑散として鄙びたローカル線に戻りました。
上田駅に戻りしなの鉄道640Mに乗換えです。
こちらは塗色は変わっていますが115系電車です。

しなの鉄道640M 上田入線〜発車 [2.64MB]download




小諸で接続する764Mに乗換え軽井沢へ。
御代田町に知人がいるので、大学時代にバイクで何度か碓氷峠(の旧道)を登って遊びに行ったことがあります。
浅間山を見るのも久しぶりです。
しなの鉄道
軽井沢でJRバスに乗り換えました。
駅で購入した『峠の釜めし』を車内で食べながら、碓氷バイパスを駆け下りました。
高速が出来てからこのバイパスも閑散とした道路になったようです。

横川に到着して向かうは『碓氷峠鉄道ぶんか村』
前から一度行ってみたかった場所ですが、その模様は次回に…。

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posted by 鉄ネット・タカ at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣中日本乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

【信州乗りテツ】夜のロマンスカーに乗って…【Chapter2】

今夜のお宿『長野第一ホテル』にチェックインしてから、再び長野駅へ。
『ウィークエンドパス』を購入してから気づいたんですが、このきっぷで長野電鉄他周辺の民鉄乗り放題なんですね(^_^;)
長野電鉄長野駅は地下にありました。
どうやら信号故障でダイヤが結構乱れている様子。
しかも、当初の計画では元成田エクスプレスの『スノーモンキー』で湯田中まで行き、帰りは1つ送らせて元小田急ロマンスカーの『ゆけむり』で戻ってくる予定だったんですが、車輌検査でどちらも『ゆけむり1000系』で運用という表示が…。
ダイヤが乱れてたこともあり、そのまま湯田中往復することに。
特急券を購入して地下ホームへ。
特急ゆけむり 1
この1000系は小田急時代はHi-SE10000系。先頃本家小田急からは引退したということで『葬式フィーバー』があったようです。

長野電鉄特急ゆけむり(15B) 長野駅入線 [2.21MB]download




個人的には小田急とはあまり縁がなく、幼稚園時代にNSE車、大学時代にLSE車にそれぞれ1度乗っただけでした。
同行のテツ友は神奈川出身なので小田急・東急にはめっぽう強く、色々教えて貰いました。
そんなわけで!?本家ではないものの、長野の地で『かぶりつき座席』をゲット(笑)
特急ゆけむり 2
とはいうのものの、まだ信号復旧が完全でなく所々徐行運転をしながらの走行。
でも夜でもヘッドライトが明るくてよく見えましたよ。

湯田中駅は温泉街ということもあって駅前は結構賑やかでした。
折り返しまでのわずかな時間、駅周辺をうろうろしました。
特急ゆけむり 3
先ほどの下り列車はそこそこ乗車があったものの、折り返しはほとんど無人で。
最後尾は貸切状態。じっくりと『音テツ』出来ました(笑)

長野電鉄特急ゆけむり 湯田中-信州中野 [10.1MB]download




19:17、9分遅れで長野駅に到着。
初日の行程はここで終了。
ぐるなびで見つけた焼き鳥居酒屋に向かいました。

ところで、宿泊した『長野第一ホテル』ですが、建物・設備は古いもののロビーでカップドリンク無料、翌朝の調色蕎麦が無料で、お値段5,250円でした。チェーン系ビジホよりは気持ち高いんですが、最上階にお風呂があって旅の疲れを取るには差額分に値しますね。

しかも、窓からは長野駅構内が見渡せるというトレインビューです!

乗りテツで長野宿泊するにはお薦めします。
公式サイト→http://www.nagano-daiichi.com/

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ラベル:乗り 長電 鉄音
posted by 鉄ネット・タカ at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣中日本乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月28日

【ウィークエンドパス】信州乗りテツに行ってきました Chapter 1【2011】

気づけば四半期以上経過していて『今さら感』が強いのですが、毎度レポートしてるのでやることにします(^_^;)
昨年秋の『富山企画』から約半月後に都内での会合出張があったので、ちょいと早めに上京して週末を『ウィークエンドパス』で旅することにしました。

昨年冬に使った『土日きっぷ』とほぼフリー区間は同じなのですが、有料特急は別途払いになった代わりに値段も1万弱安くなりました。東北方面に直行!という大胆な使い方はやりづらくなりましたが、近場は逆に上手く新幹線なんかを活用できるようになった感じです。

11月25日、JAL1146便で釧路を飛び立ちました。
昨年途中からこの昼の便がJALからJAL Express運行なって機体もB737-800に。
新しい機体なのでJAL便のMB-90よりもシートとか設備が良いです。
JAL B737-800
日もかなり短くなってきたので夕焼けを浴びながらの飛行で、空のグラデーションがキレイでした。

翌26日に巣鴨駅(巣鴨までは地下鉄三田線で)をスタートして東京駅へ。
今回は東京へ転勤したテツ友との二人旅。
自由席利用なので、平屋席がゲットできるように『Maxとき』ではなく、あえてその16分後の『Maxたにがわ403号』に乗車です。
昨年早々に置き換え発表された二階建て新幹線のE1系&E4系。
乗れるうちに乗っておきたいなと。
wep2011 新幹線
4号車の車端にある『平屋席』は3列分しかないので、ちょっとした個室感覚です。
観光目的の方々は基本的に2階席に座ることが多いので、このエリアは静かっていうメリットもあります。
但し自由席として使えるのは4号車と12号車のみなので中々レアは座席といえます。
で、目指すは終点の越後湯沢。

Maxたにがわ403号 越後湯沢終着アナウンス [1.97MB]download




ここから上越線普通列車1730Mに乗って一旦湯檜曽へ南下しました。
湯檜曽到着直前にはループ線から眼下に駅を見下ろすことができます。
湯檜曽 土合
下車したのは我々二人のみ。
このエリアは運転本数も薄いので鉄道だけで行ったり来たりするのは不便なんですが、関越交通バスを上手く使ってお隣の土合駅へ。時間にしても10分かかりません。

上越線1730M 越後中里-土樽 [6.8MB]download




土合駅から100m程の『谷川岳ドライブイン』で早めの昼食。
個人客は我々だけで、ほとんどが団体バスツアーのお客さん達でした。
土合駅、映画『クライマーズハイ』で登山に向かうシーンで駅舎が出てくるのですが、あの時の光景が甦ってきました。
湯檜曽 土合2
駅舎に入り、いよいよ長大トンネル&階段へ(笑)
とはいいつつも階段を下りていくので、案外あっという間にホームにたどり着いてしまいました(^_^;)
駅舎や周辺には全然人いなかったのに、ホームに下りたら何人かのファンが来ていました(笑)
やっぱり『鉄スポットの王道駅』ですね〜。
土合から1737Mに乗り六日町へ。乗った編成は越後湯沢から湯檜曽まで乗車した電車の折り返しでまったく同じでした。

上越線1737M 越後中里-岩原スキー場前 [4.16MB]download




六日町から北越急行『ほくほく線836M』に乗換え。
ほくほく線は初めての乗車ですが十日町までのちょい乗りです。
「ゆめぞら」のヘッドマークを付けたHK100-100。
土日はトンネル内で天井映像を映すサービスがあるはずでしたが、まったくなかったのが残念…。
ほくほく線

北越急行836M 六日町-美佐島 [9.87MB]download




十日町からは飯山線186Dに乗換え。
まだ雪の季節ではないのですが、日本一の豪雪地帯路線としても有名な飯山線。
昨年の大震災に絡む余震や台風被害で車窓のあちらこちらに災害の爪痕が残っていて、復旧作業が行われていました。
離れた地方にいると東北地方の被災状況しか耳にしないのですが、こちらのエリアも相当やられていて気の毒でした。

森宮野原駅は日本最高積雪を記録した駅ということでその高さの碑が建ってました。その高さ7.85m!
飯山線
列車は戸狩野沢温泉止まりで、138Dに乗換えて一路長野へ。

飯山線138D 替佐-上今井 [5.08MB]download




信越本線に入り『三才』なんていう面白い駅だぁなんて車内から見ていたら、見るからに「三才」なお子ちゃまが制帽被って記念撮影したりしててビックリ。
なんでも、地元ボランティアの方々が記念撮影サービスをしていて、子供連れの家族がよく来るそうです。

asahi.comのニュースでも取り上げられています。
【3歳になったらJR三才駅へ 地元が歓迎企画 長野】
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201110290398.html


16:09長野着。北海道に比べると日の長い信州ですが、ホームには夕闇がせまっていました。
駅前に出てみると、あと少しで12月ということでイルミネーション装飾されいました。
長野駅
流石に寒いです(笑)
とりあえず荷物を置きに近くのホテルにチェックインしました。

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posted by 鉄ネット・タカ at 13:56| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣中日本乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

【富山】万葉線を奏でる【最終日】

11月14日(月)は北海道に帰る日ですが、新千歳空港への飛行機は午後1時半なので午前中は自由行動。
他のメンバーさんにはジャンボタクシーを用意して氷見観光を。
朝食後、一足早くホテルの送迎車で氷見駅まで送ってもらいました。

氷見線528Dは通勤通学向けなのか、4両編成で昨日のワンマン運転とは違い車掌さんの生声が聞けました。

氷見線528D 氷見-雨晴[7.04MB]download




雨晴からは越中国分までは窓を少し開けてみました。
伏木
帰りは伏木で下車します。
ここからタクシーで小矢部川を渡り対岸の万葉線・中伏木駅へ。
しかし結構回り道するので思いの外タクシー料金がかかりました(^_^;)
1,000円位かかったので、安くあげたい人は次の能町駅で下車して、徒歩で最寄りの新能町で乗り換えたほうが良いかも!?
万葉線1
中伏木駅は駅と道路の間にちょっとした庭園がありました。
10分程で赤いMLRV1000形(通称:アイトラム)がやってきました。
のどかな風景の中を【シャア専用】を思わせる真っ赤な車体がミスマッチです(笑)
こちらの車両も富山ライトレールのTLR0600形と兄弟車です。
ただカラーリングだけじゃなく、前面デザインは結構違うので同じ車両には見えませんね。
9時半くらいだったので、通勤通学に一段落ついたのか車内はガラガラでした。
中伏木から次の六渡寺までは軌道線で、六渡寺から終点の越ノ潟までは鉄道線になっています。
のどかな街中を走っていきましたが、新湊の港湾施設が林立してくると終着越ノ潟に到着します。

万葉線アイトラム 越ノ潟到着アナウンス [0:59]download




ここからは無料の渡船で対岸に渡ることが出来、土日祝日はそこから富山ライトレールの岩瀬浜駅までコミュニティバスが走っていて、こちらも面白そうなルートです。
現在ここを『富山新港大橋』の建設が進んでいて、完成後は渡船も廃止される予定です。
下車時に『万葉線1日フリーきっぷ(800円)』を購入しました。
万葉線2
折り返しの電車でそのまま戻ります。
本当ならちょっと散策したいところですが、行きたい場所があったので…。
5分程の乗車で『中新湊』で下車しました。

ここからキャリーを引っ張りながら越ノ潟方向に10分程歩いてたどり着いたのは、内川の河川敷。
ここから万葉線を撮りテツです(笑)
空気の澄み切った冬になると、バックに立山連峰が見える所らしいですよ。

万葉線 中新湊-東新湊
万葉線 中新湊-東新湊
Canon PowerShot S95
18.2mm(35mm 換算:85mm)1/500 f4.5 +0.7EV ISO160 WB:オート


撮影した電車が折り返して戻ってくるのに乗らないとならないので、急いで撤収(^_^;)
無事乗車しました。
せっかく万葉線に乗っているので、古い車両も乗っておきたいということで、万葉線の本社や車庫がある『米島口』で下車してみました。
万葉線3
敷地内にいた職員の方にお話して車庫の撮影を快諾していただきました。
ヤードには息子の電車図鑑や絵本で必ずといっていいほど見かける『アニマル電車』がいました。
あとコカコーラのラッピング電車も結構強烈です。
『安全第一』の看板がある車庫に収まる、最新式のLRVというのも中々いい感じです。
模型で再現してみたいところ(笑)

タイミング良く来た電車は旧型のデ7070形。
先日の富山地鉄市内線に続き、吊り掛けモーターを堪能しました。
万葉線デ7070形 米島口-新能町 [2.43MB]download




しかも平日の昼前ということで乗客もあまり乗っていなくて、『録音環境もバッチリ(笑)』です。
万葉線4
眠くなるような日差しを受けて、高岡の市街地を走りながら終点『高岡駅前』

万葉線デ7070形 末広町-高岡駅前 [1.79MB]download




時間が若干あったので、入場券を購入して高岡駅へ。
ぷらぷらしつつ構内放送を録音したりしてました。
後で鉄音ファイルを編集していて気づいたんですが、もしかしてJR西日本のホームアナウンスの声ってBSでやってる『鉄道模型ch』のナレーターをやってた声優の村山明さんという方なんですね〜(笑)
普段聞き慣れたJR東日本やJR北海道とはメロディも含めて雰囲気がだいぶ違いますね。
はくたか

高岡駅 特急はくたか4号 入線〜発車シーン [2.32MB]download




高岡からは空港連絡バスに乗って富山空港へ。
新千歳空港行きの飛行機はANAでしたが、エアドゥとのコードシェア便でした。
まさかこんなカタチでAIR Doに乗るとは思いませんでした(笑)←初めて乗ったのです。
新千歳では3時間弱のトランジット(その間新しくなった新千歳空港を堪能)で釧路へ帰りました。

12月に入って刊行された『富山から拡がる交通革命』という新書を読みました。
富山ライトレールや富山地鉄、万葉線の取組を紹介しながら、富山の街づくりを詳細に描かれていましたので、興味ある方は是非ご一読ください。
読んだら、またじっくり見に富山に行きたくなりました(笑)
食べ物も美味しかったですしね!

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posted by 鉄ネット・タカ at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) |  ┣中日本乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする