2010年03月09日

土日きっぷの旅2010冬 その7(2月8日)【鉄音有】

2時間ほど寝てふと目を覚ますと時刻は4時前。
事前にリサーチした詳細時刻表を見ると青森に到着する頃だったので、機関車交換を見ようとまたまた200m歩いて1号車へ。
ちなみにAは尚も爆睡中(笑)

先頭に到着すると既にテツが1名。
定刻の4:10に青森信号場に到着。
上野から牽引してきたEF81がすぐさまはずされて、遠くから青函トンネル用機関車のED79がきて連結。(写真上段左)
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部屋に戻って就寝。
途中青函トンネル内の反響音で目が覚めるも、頑張って寝る。
6時過ぎに目が覚めるとそこはもう薄暗い北海道の大地。
函館での機関車交換に備えて着替えてると、向かいのAも起き出した。
函館では8分の停車。
函館は進行方向が変わるので、機関車がつくのは今まで最後尾だった電源車側。
つまり自分たちの車両(10号車)の2つ隣。
駅に着いてホームに降りたってみる。
重連のDD51が客車に連結。
あっという間に発車の時刻。

函館を出て大沼付近にさしかかると、キレイな朝日が駒ヶ岳を照らしてました。(写真下段右)

朝食は6時半過ぎからやっていたものの、やはり内浦湾を見ながら食べたいっつーことで8時頃行くことに。
注文した後、そばのお土産類が置いてるテーブル見てたらジュースが運ばれてきた。
それに気づいたAが席に戻った瞬間に、列車の揺れでおいらのトマトジュースが「バタン!」
テーブルとあおの股に広がる【血の海(あくまでイメージ)】
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努めて冷静に対処するAに感服(笑)
ウェートレスのお姉さんはかなりあたふた(^_^;)
後で聞くとかなり凹んでいた模様…。
なんとか落ち着いて海を見ながらの朝食タイム。
まぁ景色自体は他の乗客と違って新鮮味も何もないんですが…。

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札幌まであと2時間。
行き交う車両なんかを見ると「北海道に戻ってきた〜」って感じです。
GPSを使ってパソコン上の地図にリアルタイムで表示してみたり、各々好きなことやって過ごす。
血痕wが広がっていたAのパンツも、乾いたらまったく分からないくらいで二人で一安心。

南千歳を過ぎたら帰り支度モードです。
隣の個室の人が南千歳で下車したので、そちらの部屋で二人で車内音を録音w
とはいっても、あんまり部屋で大きな話声すると隣にも聞こえてしまうので、半ば息を潜めて札幌を目指す(笑)

【鉄音】北斗星 札幌終着アナウンス〜札幌駅入線(5.22MB)

定刻から6分くらい遅れて札幌駅に到着。
ホームには、Aの奥さんがお迎えに。
二人で部屋の窓から手振ったりw
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半日過ごしたお部屋ともお別れ…。
ホーム先端では乗客達が最後の記念撮影に。
しかし我々にはまだ仕事が…。

10分後に出る『快速いしかりライナー』に乗って琴似へ。
何をするかといえば、手稲に回送される【北斗星】を激写するのですw
当然ながら、回送時刻もリサーチ済み。
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今まで乗ってきた列車を『撮りテツ』するのは変な感じですw

撮影後は速攻で札幌に戻る。
改札口で二人と別れて、おいらは快速エアポートで新千歳空港へ。
新千歳からはHACに乗って一気に釧路です。
プロペラ機なんで低空飛ぶので景色見るにはいいですね。
釧路空港へ近づくと雄阿寒岳がとてもキレイでした。
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今回は予定通りに全然進まなくて、やきもきしてばっかりでしたが、何とか帰ってくることができました。
あと、普段は一人旅ばかりですが、気心知れた友と旅するのもいいもんですね〜。

今回行けなかった路線や駅にリベンジをはかりたいところですが、『土日きっぷ』の販売が3月で終了…_| ̄|○

2月7日 その2(北斗星)


写真付きの大きなマップはこちら
2月7日夜〜8日の総乗車距離:1,281.4km



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2010年03月07日

土日きっぷの旅2010冬 その6(2月7日)【鉄音有】

上野駅18時。
まずは、フリー切符からはずれる区間(小牛田→札幌市内)をみどりの窓口で購入。
キオスクで買い物しつつ、【北斗星】の入線する13番ホームへ向かう。
15番線の入口には石川啄木の碑が建ってました。
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こういう句を見ると、やっぱ上野駅って『旅立ちの駅』だよなって思いますね。
上野駅の地上ホームエリアは、駅の中で一番好きですね。

乗客のみならず、テツな人たちも集合して結構なにぎわい。
しかし、大都市近郊の電車が行き来する中で、「札幌行」の掲示は異彩を放ってますw
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入線時刻は18:50。おいらは改札口側で最後尾を、Aは大宮方向の機関車をそれぞれ別れて待つ。
ゆっくりとバック運転で最後尾の電源車を先頭に入線してきました。
上野駅の地上ホームは行き止まりなので、バックしながら尾久にある車両基地から先頭の客車側に車掌さんが立って、最後尾の運転士と無線でやりとりしながら入ってきます。
おいらが子供の頃は客車の先っちょに白熱ライト付けてたんですが、今はLEDライトになっていて時代を感じさせます。
ちなみにこの電源車の形式は『カニ24』、食堂車の形式は『スシ24』
なんとも『北海道らしい』形式名ですw(カタカナ部分は車両重量区分と、用途区分で決めてるので偶然です)

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我らの乗る車両は、10号車のB寝台2人用個室『デュエット』
客車の前では乗客が記念撮影にいそしんでます。
とりあえず、荷物を部屋に置いて先頭の機関車へ。
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余裕ぶちかまして撮影してたら発車5分前。
Aと落ち合って食堂車へシャワーの予約をしに行きます。
シャワーは予約制で2つのブースを30分に区切って割り振ります。
大体発車前に予約するのは『テツヲタ』(笑)
自分たちは4番目くらいで、ヘッドマークが印刷されたタオルを買ったりしてたら、上野駅を発車しました。
旅情も何もあったもんじゃありません(^_^;)

【鉄音】北斗星 上野発車前〜発車後アナウンス+車内音(9.15MB)

写真上段左が切符類。青いカードがシャワーカード緑のカードはルームキーです。
部屋はこんな感じです。ちなみに上段なので窓が高い位置にあります。両側が座席兼ベッドで、足場の半分は階段です。
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写真中段左は、食堂車の隣にあるロビー室。既に乗客何組かが場所取りして夕食の晩餐をしておりました。
中段右は、車内でしか買えない『北斗星クッキー』『DD51機関車チョロQ』
ちなみにチョロQは息子じゃなくて【自分用】www
しかも、帰ってきて気づいたんですが、なんとこのクッキーと6日に上越新幹線で購入したクッキーは、共に地元の近所の【弟子屈町の菓子メーカー産】でした(^_^;)
写真下段左は、先ほど書いたシャワー室です。
占有時間は30分ですが、お湯が出るのは6分間のみで、こまめに止めながら使います。実際使うのは3分くらいですね。
下段右は、先頭1号車から見た機関車です。ちなみに10号車から行くと軽く5分くらいかかりますw(1両20mなので合計200mの移動)
なもんで、ここで機関車見に来るのは当然『ヲタ』のみ(笑)

食堂車『グランシャリオ』は発車から21時頃までは予約制のコース料理のみ。
21時半くらいから「パブタイム」という誰でも利用できる時間帯になります。
事前に隣のロビー室で待機しつつ、車内アナウンスを受けて席につきました。
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「とりあえずビール」
おいらは、カレーライス。Aはクリームパスタを注文。
実際はレトルトっぽいものを暖めるだけっぽいんですが、出てくるまで軽く30分以上かかりました。
ライスはイマイチでしたが、それ以外はまぁ満足できるレベルでした。
途中で、梅酒にチェンジ。
本当は限られたドリンクにしか『北斗星コースター』が付かないんですが、ウェートレスのお姉さんがオマケしてくれました(笑)
ちなみにこのコースターも5枚セットで200円だったので、帰りに購入。

部屋に戻って気づけば、昼間『御見舞』されまくった仙台に到着。
まったりしながら窓の外を見るも、街がなくなるとなんも見えません_| ̄|○
一人で車内探索に出かけて戻ってきたら、Aは爆睡…。
で、おいらもいそいそと布団にくるまりました。

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2010年03月06日

土日きっぷの旅2010冬 その5(2月7日)

宇都宮といえば、「餃子」
ご当地グルメに詳しいAは、すかさず駅ビル内の飲食店街で、お持ち帰り餃子をゲット。
でもって、これまた有名らしい『関東栃木レモン』なるレモン味の乳飲料。
最近話題なのか、牛乳そのもの以外に、クッキーとか色々お土産グッズがありました。
おいらもお土産にクッキーを購入。
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次に乗る日光線は乗り場全体が『昔風』な感じでした。
電車も専用?みたいな感じで、ぶっちゃけ何という車両か知りませんでした。
姿も初めて見る感じ。107系っていう車両らしいです。

東北線の乗り換え待ちがあって5分以上遅れて発車。
流石にもう慣れましたw

前方に雪がかぶった山を見ながら、のどかな田舎風景を結構なスピードで走ります。
宇都宮からそんなに距離は離れてないのに、日光が近づくと雪も結構残ってました。
日光駅直前で信号の絡みで停車。
結局10分程遅れて日光に到着。
過去には天皇陛下がお召し列車で療養に訪れていたので、駅には貴賓室があります。
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本来なら折り返しまで15分あったんですが、結局5分で発車に。
走りながら改札出てスタンプ押して、汗だくで車内に戻ったらすぐに発車。
天気も良くて早起きしたせいかうたた寝…。
あっという間に宇都宮に戻ってきました。
そのままホームを移動して、烏山線へ。
普段地元北海道では腐るほど見かけるキハ40系ですが、カラーリングが違うのと都会で見るのはちょっと懐かしくて、嬉しい感じです。まぁ車内はロングシートで旅情はまったくないんですが…。
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この烏山線、車両に七福神のマークが個別に入ってるのですが、各駅にもキャラクターが描かれてます。
どうしてなのかはまったくわかりませんが…。
景色はまぁ、関東の田舎風景で何の変哲もありません(^_^;)
烏山で折り返して、大金駅という何とも縁起の良さそうな名前の駅で列車交換のために数分停車。
駅前まで出てみました。
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本来の起点である東北本線の宝積寺で下車し、上り電車で宇都宮へ。
宇都宮からは新幹線で東京です。
大宮を過ぎて夕暮れに染まる富士山のシルエットを拝みながら終着東京へ。
次は最終目的の『北斗星』
始発は上野なので、新幹線も上野で降りて問題ないんですが、大宮〜東京の新幹線は乗ったことがなかったので、そのまま東京までいったのですw

いよいよファイナルイベントの北斗星です。
1時間前に上野駅到着。

2月7日 その1(新庄〜仙台〜日光〜烏山〜宇都宮)

写真付きの大きなマップはこちら
2月7日(北斗星除く)の総乗車距離:637.9km(内新幹線:351.8km)

posted by 鉄ネット・タカ at 14:56| Comment(4) | TrackBack(0) |  ┣本州雪国乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月05日

土日きっぷの旅2010冬 その4(2月7日)

昨日に引き続き、本日も5時過ぎに起床。
しかし普段仕事の時は目覚ましないと起きれないのに、こういう時はなんでスッキリ起きれるんでしょ!?

今日のスタートは陸羽東線、通称『奥の細道ゆけむりライン』の6:00発720D。
新庄駅は山形方向の標準軌(新幹線規格)と秋田方向の狭軌が別れる駅で、線路がホームで分断されてるのです。
両方向が上野駅地上ホーム(とか井の頭線の渋谷駅とか、西武線の池袋駅とか)みたいになってます。
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まだ暗い中雪を巻きあげながら発車。
山深い中を走るこの路線は結構いい感じです。
夜が明けてくると朝日に雪が照らされてなかなか感動的です。
しかし、線路は雪で埋まって何もないのに、そこを列車が走っていくというのは不思議な感じ(^_^;)
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終着の鳴子温泉で、小牛田行き1726Dに乗り換え。
昨日とはうって変わって雪にもかかわらずダイヤ通りの運行でさい先良い感じです。
小牛田にも定刻に到着。

駅構内にはジョイフルトレインが…。
後で調べてみると、奥が「ふるさと」というやつで、手前は「風っこ」とかいうらしいです。
また、遠くには『リゾートみのり』も停車してました。
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んがしかし、東北線は強風でダイヤ乱れまくってるようです…。
乗ろうと思った列車よりも後続の列車が先に来るという訳わからん状況に。
とりあえず乗ったものの、これまた発車しない。
約15分遅れて発車。
でも駅に停まるたびに長時間停車…。
昨日の悪夢が甦ります。

ネットで調べるとこれから乗ろうと思ってた仙山線や、山形方面の奥羽線も乱れてる様子。
下手に内陸部に入って収拾つかなくなる恐れがあったんで、なるべく都心に近づいていこうということに。
郡山から磐越東線や水郡線で太平洋側へ行ってみたかったが、どうもちょうど良い時間に東京に戻れない。
結局、仙台から新幹線で宇都宮へ向かい、宇都宮から南北に伸びている『日光線』『烏山線』を走破することにする。
とはいっても、電車は走らない…。

通常45分くらいの距離を倍の1時間半かけて仙台に到着。
乗りたい新幹線まであと15分…。
今日乗る予定だった米沢からの『つばさ』の指定券を急いで乗変。(photo by A)
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ほぼギリで『Maxやまびこ110号』に乗車。
この新幹線は、福島駅で『つばさ』と連結するので、これは見なければとホームに出る。
奥羽線が遅れているようで、予定より5分以上遅く『つばさ』が到着。
このイベント?は子供に大人気なんだけど、普通のおじさんやカップルもケータイ片手に撮影してました(笑)
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でもって12時過ぎに宇都宮に到着。
結局、山形まで何しに行ったのか不明な行程でした(^_^;)

posted by 鉄ネット・タカ at 08:26| Comment(3) | TrackBack(0) |  ┣本州雪国乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

土日きっぷの旅2010冬 その3(2月6日)【鉄音有】

【鉄音】大宮駅新幹線ホームでの『E4系とき329号入線&つばさ121号』入線シーン(5.85MB)

7分遅れに入線してきた『つばさ121号』に乗り込む。
福島からはいよいよ初乗車の『奥羽本線』
レール幅は新幹線規格だけど、基本在来線扱いなので一気にスピードが落ちる。
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でも、車体が新幹線なんで乗り心地がすごくいい感じ。
薄暗い板谷峠を目を凝らしながら見て米沢へ。
米沢からは乗客も減って空いてる席でまったりモード。

【鉄音】山形新幹線つばさ121号 高畠到着前アナウンス(758KB)
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若干遅れたものの山形に到着。

在来線ホームへ向かう途中、ホーム上に何やら怪しげな人影が…。
マイクスタンド?を持ってマイクを駅のスピーカーに近づけて録音するテツの姿が…。
よく見たら、秋にNHK-BSでやってた『熱中人 鉄分補給SP』に出てた、「発車メロディ熱中人」さんでした(笑)
話しかけたかったんですが、録音終わりそうに見えないのでその場を離れました。

その方のサイト→【oriori -Station館-】

これから乗る左沢線のホームで立ち食い蕎麦を食す。(photo by A)
山形駅蕎麦北海道人でも寒い(多分マイナス5℃くらい?)と思われる気温で、あったまりました。
田舎のローカル線だから1両のディーゼルカーを想像してたら、何と4両編成
学生さんを沢山乗せて発車。
ロングシートなんでイマイチ…。
折り返しの山形行きは流石に乗客は皆無。
半貸切状態を満喫して山形で在来線の新庄行き1451Mに乗り換え。


時刻は20時過ぎなのに結構な乗車率に驚く。
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若干遅れて21時45分頃人気ない新庄駅に到着。
一旦駅前出てみるとまぁ何もない(^_^;)
というか「魚民」の電光サインしか目に入らない…。
新幹線開業時に改築されて立派になったであろう、新庄駅の連絡通路で駅裏へ。
こちらはもっと何もない…。
そう、鉄道高架になったばっかりの頃の札幌駅北口って感じです(笑)
左手にそびえ立つのが今夜の宿『ホテルルートイン新庄駅前』

チェックインすると、別のお客さんがコンビニのありかをフロントに訪ねる。
「近くのコンビニは駅にある『ニューデイズ』ですが10時迄です」
…ってこの時点で10時過ぎてます(^_^;)
ちなみにホテル内にあるレストラン兼居酒屋も10時まで(^_^;)

部屋に入ってすぐさまパソコンでコンビニ検索。
なんだ、500mくらい先に『ファミマ』があんじゃん(^_^;)
ってことで、一休みした後えっちらおっちら歩いてファミマでコンビニ弁当を食べつつ、『つばさ』車内で検討した翌日の行程をおさらい。

明日の行程は、朝一の陸羽東線で新庄から宮城県の小牛田に出て、そこから仙台を経由して仙山線で山形にUターン。
米沢手前の赤湯から『山形鉄道』を走破して米沢から、当初乗る予定だった『つばさ120号』で東京に戻ることに。

大浴場(という名の小浴場)で汗を流して就寝…。

2月6日 その2(新潟〜大宮〜山形〜左沢〜新庄)

写真付きの大きなマップはこちら
新潟〜大宮〜山形

左沢〜山形〜新庄
2月6日の総乗車距離:1,152.1km(内新幹線:862.1km)

posted by 鉄ネット・タカ at 08:27| Comment(2) | TrackBack(0) |  ┣本州雪国乗りテツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする